第55話 まさか、泡泡!
お玉は窮地に追い込まれていた。
「ちっくしょう!このまんまじゃ、フライパンや鍋が無くなっちまわぁ。
何か武器ないのかよーう。」お玉
お玉ハ厨房を見渡した。
「やっぱよー、神様っているよな。
これ、これ。どうやって使うんだっけか?」
お玉はゴソゴソしている。
「おーい、お玉!!
厨房に投げ込みやがって、堂々と勝負しな!
隠れてるつもりなら、こっちから行くまでさ!」
お京
ヘム、お京、おみよはジリジリと厨房へ向かって行った。
「うわわわわーーーっ!」お玉の叫び声。
そして、白い泡泡がヘム、お京、おみよに
噴射されてきた。
「うう、、。目がみえねぇーー。」
突然の事に三人は慌てた。
お玉はと言えば、あまりの消化器🧯の
威力に振り回されて、それに引きずられて
噴射している。
「だれかーー!止めてくれよーー!
こいつ、何処にいくつもりなんだーー!」
お玉は叫びながら店の外へと出ていった。
お玉の去った後のタツの店はとんでもないことに、、。
「お前ら!どーしてくれんだよ!
机も椅子もフライパンも鍋も粉々じゃねえーか!
おまけにこの消化器の泡どーすんだ!!
俺はこれで食ってんだぞ‼️」タツ
「兄ちゃん、すまんな。
ほんまや、商売人にとって、店は命。
ここは、みんなで元通りにせなあかん。
わかったか。
お玉との勝負はまたのことや。」マツ
ヘム、お京、おみよは泡泡だらけになりながらうなづいた。
「しっかしよー。
お玉のやつ、あんなもん持ってよ。
どこに行ったんだろな?」おみよ
「バカのやることはわかんねぇーよ。」ヘム
「んとだ。あいつ、どっかの星からやって来たんじゃねーのか?」お京
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