第39話 ひじきですよね?

「わかりました。

餃子とラーメン一年分でやりましょう。」

サダミ

「えつ?サダミ、できるのか?」お玉

(しかし、なんてやろうだ。餃子とラーメン一年分ってよー。せっこーっ。)


「せこくなんてありませんから。

これには、わたくしもエネルギーがいるのですから。」サダミ


「ひぇーーっ!サダミ、人の頭を読むんじゃねぇーー‼️」お玉


「では、参ります。

あなたは髪の毛ありますか

ありますか

ハゲパゲ こんなのやだ

髪の毛消え去ってゆく


ハゲパゲハゲパゲハゲハ~


貴方の髪の毛くれますか

くれますか

ハゲパゲ こんなのやだ

髪の毛消え去ってゆく


僕たち髪の毛ない

あなたの髪の毛欲しい

それを僕の頭に植え付け

くしでとかすのが夢


ハゲパゲハゲパゲハゲハ~

ハゲパゲハゲパゲハゲハ~


ううーーっ、ギギーギーーーっ!」サダミ


「なんだ、なんだ、この変な歌は⁉️」ヘム


「うおー、みろよぅ、タツの細川ハゲから毛がーーっ!」おみよ

みんなは、ニョキニョキとタツの頭から

ひじきが生えてきたのである。


「うううーーーっ、、、。」

サダミが苦しみ悶えている。


「おい、サダミ!大丈夫か!!」みんな


「わたくしには、これが精一杯です。

タツさんのハゲ散らかしは酷すぎます。

ハーハー、苦しい、、。」サダミ


「サダミ、そこのよ、宴会用の畳のとこに

横になれやー!座布団もってこいやー!」お京



しばらくして、サダミは眠りに落ちた。


「あー、良かったな。サダミの奴、よっぽど

大変な事を引き受けちまったんだな。

おう!タツ!

おめえ、感謝しやがれーい!」お玉


「、、、。感謝しろってか、、。

この頭でかよぅ、。」タツ


タツのハゲ頭には、すっきすっきに

ひじきが生えていた。


なんだ?これ?サザエさんちの波平さんの

100本バージョンじゃねえのか?

みんなはサダミの能力をしても、細川たかしハゲはどうにも出来ない事をしったのだった。







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