第33話 英語はしらないもーん
無事、退院したみんな。
お玉はそろそろ、テストが返される日がやって来る。
「おい、お玉、お前大丈夫か?
赤点ばっかりじゃねぇのか?」おみよ
「馬鹿言うんじゃねえわ。
お京とヘムがついてんだぞ?
100点じゃねぇーのーーぅ。うひひ。」お玉
「んだぞ!あたい達がやってやったんだかんな。赤点のはずねぇだろがーーっ。」お京
「おみよ、てめえ、その眉毛いらねぇんだな!」ヘム
「いや、冗談だってばよー。楽しみだな、
お玉よーー。学年で一番だったりしてよー。」
おみよ
「たまんねぇなぁーーっ。天才現るだよなぁー。うひひ。」お玉
こうして、お玉はテスト結果を楽しみにしていたのだった。
楽しみにしてたのはお玉だけではなかった。
お京の家におみよ、ヘム、サダミも集まり、テスト結果を心待ちにしていた。
「おーい!邪魔すんぞーー!」お玉
「おう、待ってたぞ!
早く出せー、例のブツをよー。」おみよ
お玉はテストの用紙をぶちまける。
「どーしやがったんだ?お玉怒ってんじゃねぇか?」おみよ
「ばっきゃーろーーーぅーー。
お前のばーかーー!!」お玉
お京、ヘム、おみよはテストを見た。
「なーにーーー。なんだーー!」
「0点ーーー!!んなわけねーだろがぁー!」
「ううん?赤字で書いてあるぞ。
草書体で書いてはいけません。
テストは楷書体で書きましょう。
はあーーーん⁉️」
みんなはヘボヘボを睨みつけた。
「おい!ヘボヘボ、なんだよ、こんな文字の書き方しやがって!読めねぇよーー!」
お京
「何を言うておる。わしは1000年前から
そのように書いてきたのじゃぞ!
たわけものーー。」ヘボヘボ
「ちっくしょうーー。こいつがこんなに
役立たずのクソババアとは思わなかった。」
ヘム
「あれ、、。
見てみろよ、一枚だけ85点があるぞ!」
おみよ
「どれだーぁーー。」
それは、英語のテストだった。
「なぜに英語は85点なんだぁ?」お京
「それはですね、ヘボヘボは英語を知らないからプリリンのスマホ通りに書いたんしょうね。
まっ、ひとつは合格して良かったじゃありませんか。」サダミ
これは喜ぶべきなのか、、。
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