第32話 病室では
ヘムとお京がしみじみと友情を噛み締めていた頃。
病室では、、。
「おいおい、ヘムの野郎、ガリ勉にラブだったつう事かよ?」お玉
「んとによー。信じらんねぇな。全くよぅ。」
おみよ
そう言うとふたりはガリ勉をじーっと見た。
「えええ?なんの話ですか?さっぱりわからんのですがねぇ。
京子と木村先生、どこに行っちゃったんでしょう?」ガリ勉
「サダミよぅ、、。ガリ勉は自分のスタンド見えねぇのか?
見えるようにしてやれよー。面白いじゃんか。」おみよ
「ダメです。無理です。
ガリ勉さんには封印のおふだが貼ってあります。
これを取る事は、私でも無理です。」
サダミ
「ちっ、つまんねぇのーー。
あっ、そうだーー。いい事思いついた!」
お玉
お玉はガリ勉のスタンドの頭にバナナを乗せて
「ちょんまげーー!がははーー。」
「んならよ、ぶどうを鼻の穴に突っ込んでとー。あーはははー。」おみよ
「では、私は口にりんごをかぽり。」
サダミ
その時である。
「うっううううーーん。
何だか急に息ができないー!」ガリ勉
白目をむいてガリ勉がぶっ倒れた。
「ええあーーーん‼️やべーーっ。ガリ勉
あの世にいっちまうぞー。」お玉
病室の扉が開いた。
お京とヘムが帰ってきた。
「てめーらーぁー、一体なにやってやがるー!
ぶっ殺すぞー!」お京
ヘムは慌てて、任侠仮面の鼻のぶどうと口にはまり込んでるりんごをぶっとった。
「あなたーーっ、しっかりなさって!?」
お京はビンタを張りまくった。
「んんん、、、。あいたたたーー。」ガリ勉
「校長先生、しっかりして下さい!」ヘム
「いったいどうしたんだろ、、。
急に息ができなくなったんだよ、、。」
ガリ勉
「あなた、一度、検査してもらいましょう。
最近、倒れすぎですわ。」お京
(てめえら、いい加減にしろやー!
まだよ、こいつには稼いでもらわにゃなんねぇんだぞ!!)
お京はお玉、おみよ、サダミを睨みつけた。
「しぇーーっ、こっえーー。」お玉
「大丈夫だよ、もう、何ともないからね。」
ガリ勉はそう言って、起きあがろうとした瞬間、バナナを踏んづけた。
つるーーーん‼️
ガーンとすごい音がした。
ガリ勉校長は頭を激打ちして
また、失神した。
「あーあ、どうしようもない運のねぇやつだな、、、。」お玉
そこにいた一同はうなづいた。
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