第30話 嘘でしょう!
一同、唖然。
そうなのだ。
ガリ勉校長のスタンドが任侠仮面だったのだ。
みなさん、よく考えて下さいよ。
スタンドは、本体の潜在意識が反映されちゃうんですよ。
では、そこんところを宜しくお願いします。
お京は変な気持ちになっていた。
(あれ。プリリンが恋がれてるのが任侠仮面。
プリリンはヘムのスタンドだよな。
任侠仮面はうちの旦那。
つうことは、、、。えーーーえーーっ!)
「おい、ガリ勉のスタンドが任侠仮面ってよー。イメージぶち壊しだなぁ。
あーははは。」お玉。
「んだよな、有り得ねえぞ。
サダミ、間違いじゃねえのか??」おみよ
「私に間違いはありません。ガリ勉さんも気がついてないのですが、封印のお札が貼ってあります。それで、封じられているのです。」
サダミ。
「どーした?お京?考え込んじまってよぅ。」
お玉
「、、。
ヘムよ、もしかして、お前、あいつの事が
す、、、き、、、。」お京
「んなわけねぇだろがぁーー。
黙りやがれーーい。お京!!おぇーーっ。」
ヘム
「そうですよ。
公子さんは昔からガリ勉さんのことが好きだったんですよ。
今でも思い出の人として忘れてないんですよ。
だから、プリリンは任侠仮面を慕ってるんですよ。」サダミ
『なーーーあーーーにーー!?』
ヘムとお京以外はドリフのコントみたいに
ずっこけた。
「ばっばっかきゃろーーー!」
叫ぶとヘムは点滴スタンドを引っ張りながら
病室を走り去って行った。
「なぁ、ありぁ、本当だな、、、。
お京、知ってたか?」お玉
「いや、知らねえ。あいつには、結婚式にも来てもらったんだよな。
もし、そうだったら悪いことしたさ。」
お京
「いや、しかたなかんべ。
こんなガリ勉野郎とヘムなんて、誰だって想像できねぇよな。」おみよ
お京は意を決したように立ち上がって、
ヘムを追いかけて行った。
「あれれ?
皆さん、どーしました?
木村先生、トイレですか?
強烈な下痢なんですねぇ。」ガリ勉
さすがのお玉やおみよも、こいつほど
恋心がわかんなぁ奴っていねえよなと
ため息をついた。
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