おまけ:新章(嘘)予告
🌾2話目以降を書く予定はありません。これにて完結です。
「今の世はもう、刀に生きる時代ではない。それは分かっている。だが我も、十次郎も、その生き方しか知らぬ。『最期に武士として死なせてほしい』。奴の願いを断る術が我には無かった」
「多江。今でも我を殺したいか?」
「勘違いしないで。貴方を許したわけじゃない。でも……」
「でも、何だ?」
「この子を、小次郎を、父親の居ない子になんて出来るわけないでしょ?」
「……ああ、そうだな」
「御船! 口から血が!」
「ついに……来たか」
「我も十次郎と同じだ。病に殺される最期など耐えられぬ! 其方には我の持つ技を全て伝えた。さあ、今こそ父の仇を討つが良い!」
「…………いざ、参る!!」
その復讐は誰が為に レイノール斉藤 @raynord_saitou
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます