第18話 計画通り…③
霧雨の周囲をどんどん崩していかなくちゃいけないから、俺の味方になってくれる人も増やしていかないとな…
東上は上手いこと綺咲のことを落としてくれるだろうか…綺咲の事を堕としてくれれば霧雨の周囲から1人削ることができる…
綺咲のことはこの学校に入学してから知っている…一度同じ学年の人と付き合っていたらしいが、一週間もせずに別れてしまったらしい…
原因は分かっていないけど綺咲と付き合った男子いわく、依存してくるから怖いという話だ…
噂でしか聞いたことがないから、本当のことは知らないけどもし本当に依存するような人だったら東上には苦労してもらわないとな…
さて…今日中に東上から電話があると聞いたんだけど…上手いことやってくれたかな?
『もしもし?』
「もしもし?今はどうなってる?」
『上手いことやってます。綺咲と付き合う所まではいってないですけど、すごく仲良くなれました。多分この調子で行けば後2日3日で行けると思います。』
「そうか〜東上一つ忠告しておく。綺咲と付き合うならしっかりと覚悟をしておかないとキツイぞ?多分覚悟してないと付き合ってすぐに別れる羽目になるからな。」
『冗談キツイっすよ!!綺咲ちゃんと付き合うのには確かに告白する覚悟が必要ですけど、付き合った後も覚悟しないといけないことってありますかね?』
「まぁ頑張ってくれ…俺は特に関与するつもりはないから、一時的にも霧雨から引き離してくれさえすれば大丈夫だ。その後はどうしてくれたって構わないぞ?付き合ってすぐに捨てるのでもいいし、そのまま卒業するまで付き合うのもいいけどくれぐれも俺の事を話すなよ?変に聞かれたとしても絶対に答えるなよ?」
『分かってるって!!というか、この前聞いた計画について一つ思ったことがあるんですけど…』
「なんだ?遠慮なく言ってくれて構わないぞ?」
『周囲の女子達を霧雨さんから引き離して、上手いこと孤立させるって話でしたよね…それって上手くいくんですか?もしその計画がうまくいかなかったらどうするつもりなんですか?』
「はぁ…計画ってのは基本的に第2第3の計画を考えておくのが絶対なんだぞ?だから当然、他の計画も考えてある…でもこの計画が一番おもしろいことになりそうなんだよ。」
『へぇ〜ちなみに他の計画ってなんですか?』
「それを教える必要はない…今はとりあえずこの計画で進めているから他の計画を進める必要は感じられないな」
『他の計画とかも同時に進めておいたほうが良いですよ!!俺が言えたことじゃないですけど、あえて計画を一部露出させることで他の方法を通しやすくなると思いますよ!!』
「…つまり、他の計画をわざと相手に晒すことで本命を通すということか?ただ、計画を晒すことは俺にとってメリットは全くない…なんなら、計画を晒すことによって『他の計画も考えているかも知れない…』と感じるかも知れないから気をつける必要があるからメリットはゼロだ」
『それはそうですね…それじゃあ切りますね?』
「あぁ…頼んだよ?しっかりと頑張って堕としてこいよ?」
『分かってますよ!!』
ふむ…これはすこしきな臭くなってきたかも知れないな…俺の他の計画を聞こうとするなんて…もしかすると綺咲に聞かれた可能性があるかも知れないな…下手に喋ってないと信じたいが、もしかすると切り捨てる必要があるかも知れないな…
切り捨てるとしたらどうやればあいつにとって辛いだろうか…あいつのバイト先にでも、今までやってきたことを送り付けてやろうか?そうすればあいつのバイトを辞めさせることができるかもしれないな…それとあいつの家にも同じものを送り付けてやろう…
両親に信じてもらえないのは、さぞかし辛いだろうな〜…もし、東上が綺咲に俺の計画をバラしたんだったら…一度許したけど潰さないといけないな?
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カクヨム甲子園用の作品です!!ぜひ読んでいってください!!
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