お礼とお話しとショートストーリー
作者です。
いつもお読みいただきありがとうございます。
こちらは本編とは一切関係のないお礼と私の書き方についてのお話しになります。
なんと、このたび応援の♥が100個を超えました!!
これは読者の皆さまが読んで下さり、続きを期待してくださるお気持ちをいただけた結果であると感じています。
少しでも楽しんでいただけるように今後も執筆を続けて参りますのでこれからもどうぞよろしくお願いいたします。
さて、私の書き方についてのお話しに移りたいと思います。
カクヨムではフリガナをつける機能があることは存じております。
ですが、こちらでは使用しておりません。
その理由といたしましては、
単純に「小さい文字って読みにくくない?」と思うからです。
手間を惜しんでいるわけではありませんよ!?
それから、
①
②
③
④ 神薙 零司(かんなぎ れいじ)
こうして御覧いただくとフリガナも微妙に違うことにお気づきいただけるかと思います。 私は①か④が読みやすいと感じますがいかがでしょうか。
内容については最大限の努力をして参りますが、それとは別に
同じ段落の中で「。」「!」「?」「…」の後には1文字ぶんのスペースを入れております。 こういったところも見やすさを意識したものとなっています。
数字に関しましては、3桁までは全角、4桁以上は半角で「,」をつけるようにしています。
100 1,000 こんな感じです。
こうした方が見やすいなど、ご意見ご感想がございましたら教えていただければと思います。
以上で締めてしまうと味気ないので、本編に関わりのないショートストーリーを入れさせていただきます。
長いまえがきを失礼いたしました。
誤字修正 2023.09.24
「はぁ… ほんとうにどうしてこんなに洗濯物を溜めちゃうかなぁ…」
私、平坂ゆかりは兄と一緒に暮らしています。 兄妹の2人暮らしというのは干渉が少ないという面では楽ではありますが、家事負担という面では少し大変です。
最近Aランクに昇格したということで他県への遠征依頼が多く入るようになり家を空ける日も増えてしまいました。
兄も協会職員として忙しくしていますのであまり家には帰って来ません。 掃除は行き届きませんし洗濯物は溜まりがち…
それぞれのものはそれぞれでと分担の予定でしたが、今日に限ってはそうも言っていられませんね。
「やるかぁ…」
まず洗濯物を分別して洗濯機に入れて、回している間に掃除ですね。
「うわ… こんなに汚れちゃってたかぁ…」
昨日まで行っていたダンジョンは湿地だったので服が思ったよりドロドロです。
私はいわゆる魔法職ですので鎧などは着ずに戦闘服と呼ばれるものを着てダンジョンで戦います。 魔法職の戦闘服はローブのイメージがあるかもしれませんが、私はワンピースやパーカー、シャツにパンツ、スカートなど普通に私服として着られるものを使っています。
ハンター用の素材で作られていますので買うとかなりのお値段ですが、Aランクになった私にはそこまで苦でない金額ですし、そもそもサンプルです。
着心地の報告をすることとこれを着てダンジョンに入り広告塔になることで無料でもらえています。
まぁ、ぱっと見は私服なので初心者と間違われて絡まれたり、「教えてやるよ」的なナンパに遭ったりしますがオシャレを優先です!
知り合った女性ハンターには
「さっきの人かっこよかったのに断っていいの? Bランクだし悪くないと思うよ?」
なんてよく言われますが、興味ありません。 私はゼロさん以外に好かれたいとは思わないんです。
ちょっと見た目が良くても、ちょっと他より強くても、どれがどうしたというのでしょう。
いくら見た目が良くてもチャラチャラしたひとは嫌いですし、Aランクの私を口説きたかったらSランクかせめてAランクにはなっていてもらわないと私たちについて来れません。
「一晩くらい遊んだら?」
という考え方をする方も多くいるのは否定しませんし、ハンターですから狩りの後に気持ちが
それはそういうひとたちでどうぞ、私は遠慮します。
ナンパで済めばまだいい方で、襲われかけたこともあります。
これまでで1番危なかったのは1年半ほど前、CランクのときにAランクパーティーに襲われたときですね。
Cランクの私たち2人に6人のAランクですから勝ち目なんてありません。
初めてを奪われ、そのまま薬漬けの奴隷にされるのを覚悟したところをゼロさんが助けてくれたのです。
この話しはまたいつか思い出すかもしれませんが、詳しくは思い出したくもありません。
少し前には狩りで消耗したところを狙われたこともありました。
以降はこれまでより余裕のある狩りを心がけるようになりました。
そんな状況でも協会は私たちに高難易度の依頼を振ってくるので… 私たちを潰したいのか襲わせたいのか…
正直に言って最近の協会の対応には不信感しかありません。
「はぁ… ゼロさんに会いたいなぁ…」
こうして洗濯や料理をするのも相手がゼロさんだったらといつも思います。
兄のことは嫌いではありませんがどこまで行っても兄は兄なので。
あとそれに… あの人が兄じゃなくても好きになることはないでしょうね、チャラいので…
私が好きになるのはゼロさんしかありえません。
助けてもらったこともそうですが、当時Cランクでしかない私たちに魔術を教えてBランクになれるまで鍛えてくれて、そのおかげでここまで来れました。
魔術がなければAランクになれることはなかったでしょう。
ゼロさん以外に気になる人は…
意味合いが少し違いますが、初恋の男の子のことは少し気になります。
元気にしているのでしょうか…
それくらいですよ!
…私はだれに言い訳をしているのでしょうか。
明日は1日オフなのですが明後日からはまた依頼で他県へ遠征です。
ほんと… なんでこんなに忙しいのでしょうね…
他のAランクと全然違いますよ…
それでも仕方ありません、私たちが動かなければダンジョンが氾濫してしまいます…
氾濫を盾にというか、一般人の方たちを人質にして動かされるのは気分が悪いですが見殺しにはできません…
もう1人くらいパーティーに加わってもらいたいと思いますが、難しいですね…
乙一種かせめて二種に入れるくらいの実力があって1人のハンターなんて転がっているわけがありませんし、もしいたとしてもそれはよほど人格に問題のある人です。
そうじゃなかったらそのへんのパーティーが放っておくわけがありません。
「はぁ… とりあえずこれは冷凍しておこう…」
兄のために作り置きをして冷凍しておきます。
支部に泊まり込みが多いですがそれでもたまに帰ったときには少しでもいい物を食べてもらいましょう。
はぁ… これがゼロさんのためだったらなぁ…
作者です。
ここまでのお付き合いをありがとうございました。
時系列としましては 016 で直前まで受けていた依頼に向かう前になります。
本日(2023.09.16)の午前中に応援の♥の数に驚き、突発的に割り込ませてもらいました。
いつも応援をありがとうございます!
次回は予定通り 2023.09.17 18時です。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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