盛ったなと分かる話をする人
どうして「盛ったな」とか「嘘だな」とすぐに分かるようなことを話す人がいるのか。
日頃話したくない人と話していると、いつも反応に困るようなことを言ってくる。
しかも、明らかに噓と分かるものが多い。
拷問か? 拷問なのか???
まぁでも、日常会話程度の噓なら対応できなくはない。
適当に相槌を打っていれば、相手が勝手に納得してくれるからだ。
問題は真面目な話で盛ったり嘘をつかれたときである。
「八回くらい自殺しようとしたんだけどさー」
さすがに驚いた。
そんな盛り方あるか!?
実際彼女ならやりかねないのが怖いところだが、その時ばかりはすぐに盛ったなとわかった。
普通に考えれば八回も試みれば、必ず成功してしまうはずだ。
そもそも毎回やり方を変える必要だってない。
しかし、当時の彼女は自殺という選択肢が本当に存在していると知っていたので、ツッコんだりはできなかった。
なにせ自分の返答次第で、もしかしたらもしかする可能性があるのだ。
慎重にならざるを得ない。
それほどまでに追い詰められていたと解釈できないこともないが、ならば盛る意味は一体どこにある?
──おっと、話が脱線してしまった。
この話は要望があればまたいつの日か。
取り敢えず、日常会話でもそうじゃなくても話を盛大に盛るのは、ぜひともやめていただきたいものだ。
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