好きでも上手になれない

 僕は弓道が好きだ。


 広いコートを走り回る必要はないし、他の仲間と連携を取る必要もあまりない。

 ただ的へ集中し、矢を射るだけ。

 

 なんかかっこいいから、という理由で始めたが、これがなかなか面白い。

 暇なときは弓道やりたいなあと思うほど、のめり込んでいるのだ。


 しかし、それでも上達しているかと言えば否だった。


 一番の原因と言えば指導者がいないということだろう。

 彼らが存在しなければ、ダメな引き方をしていても誰も分からないし教えてもくれない。さらには、大会で動きも分からないままだ。(実際にそれで、大会のスタッフさんに注意された)


 故に、自分であれこれ調べなければいけないのだが、これが難しい。

 自身の動きを文字にするのは困難だし、動画を上げようにも場所はインターネットだ。


 ほかにも諸々理由はある。

 これらをどう乗り越えていくかが、今後の課題だろう。


 

 

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