　最近、昼休みは友達と昼食を食べるようになった。

　もともと僕は昼食があまり好きではなかった。

　ただ食べるだけの時間。スマホやタブレットが使えるわけでもないので、本当に「無」なのだ。

　冷えた食べ物がこんなにも寂しいものなのかと驚いたものだ。

　そんな僕に一緒に昼休みを過ごす相手ができた。

　席替えによる賜物である。

　自分含めて三人でいる。

　一人がよくボケてくれるので、まったく飽きない。

　笑いながら、ツッコミながら過ごす昼食の時間は僕にとって心休まるものになっていた。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい