第48話 収束
騎士たちの突撃は、魔物の群れを斬り裂いた。鋼鉄を纏った男たちが肩を並べて疾駆し、魔物たちを文字通りになぎ倒し血祭りにあげるその様は、後ろから見ていても壮観だった。――騎士が馬に乗らなくなったのは、祝福を受けた己が身で突っ込んだ方が速いし強くなったからだ、とレオ爺さんが言っていたことを思い出す。
しかし幾匹か混じったオーグルたちはこの突撃に耐え、騎士たちを迎撃した。エリーゼに率いられた俺とヘラは、騎士とオーグルが激しく戦う横をすり抜け、異形の民に向かって突進する。異形の民はうっすらと笑みを浮かべ、黄金色に輝く長大な片手剣を構えた。――斬り上げ攻撃が、来る。
「ヴォルフ!」
「あいよ!」
俺はエリーゼより先行し、異形の民の攻撃を小盾で受け流した――
「ッ、うおっ!?」
とてつもなく重い一撃。受け流すことには成功したが、小盾を持った左腕が跳ね上げられた。体勢が崩れ、反撃に移れない。だがヘラとエリーゼが健在だ、ヘラは側面に回り込もうとし、エリーゼは突進を続けて槍を突き出した。――激突。
「……!?」
エリーゼの突き出した槍は、異形の民の腹を直撃した。だが、その身を覆うチュニックを貫通できなかった。異形の民は僅かに苦痛の表情を浮かべながら、エリーゼの槍を掴んだ。
「こっちだ! うわっ!?」
ヘラが異形の民の側面に回り込み、グラップリングを仕掛けようとしたが、それは尾の振り払いで防がれた。尾に打ち据えられたヘラの身体が吹き飛び、俺の胸に飛び込んできた。受け止め、立たせてやる。
「無事か!?」
「う、うん。でも……」
一方エリーゼは、抑え込まれた槍を引き抜こうと、あるいは異形の民の身体を槍ごと持ち上げようとしたが、果たせなかった。逆に異形の民が力ずくで槍を振り回し、エリーゼの手から槍を奪い去ってしまった。
「チイッ」
エリーゼが後退し、俺とヘラと合流した。異形の民はくすくすと笑い、興味深そうに槍を眺めた後、それを捨てた。追撃してくる様子はない。彼女の動向を注視しつつ、エリーゼが呟く。
「……持ち上げられませんでした。見た目に反してとてつもなく重い」
ヘラが頷く。
「尾もですよ、鉛でも詰まってるんじゃないかってくらい重かったです」
「それに厄介なのはあの服ですね」
エリーゼがエンチャントを施した槍で貫けぬ服。見た目は何の変哲もない麻織の服にしか見えないが、それでも貫けないということは。
「……とてつもなく強力なエンチャントがかかっている、か?」
「おそらくは。あの剣もそうなのかもしれません、金は柔らかい金属ですが、ヴォルフの小盾と衝突しても変形ひとつしない。メッキでなければの話ですけど」
「純金だと信じたいね、奪い甲斐がある」
「ふふ、そうですね」
ともあれわかったのは、異形の民が見た目に反してとてつもなく体重が重いこと、俺たちよりも遥かに強力なエンチャントが使えるということ、この2つか。
いや、もう1つある。少なくともエリーゼより膂力はあるようだが、スピードは然程速くない。今の俺たちで対応可能なレベルだ。――他の魔物たちと同じように、何らかの理由で身体能力が十分に発揮できていない、のか?
「……いずれにせよ、あの服で覆われていない部分に攻撃を当てるには、手数で押すしかありませんね。魔法には注意して、もう一度仕掛けましょう」
「了解」
今度はお互いの距離を取っての同時突撃。エリーゼを中心に、俺とヘラが左右から回り込むかたちだ。
異形の民は横薙ぎの斬撃でエリーゼを迎えた。彼女はダッキング回避。脚のバネを使って距離を詰めようとするが、その瞬間。
「
「ッ!」
炎が放たれ、エリーゼはガントレットで顔面を守りつつ後退することを余儀なくされた。だが十分な隙は出来た、俺は異形の民の右手側に、ヘラは左手側に同時に迫る。
「喰らえ!」
片手剣で斬り上げる。黄金剣で防御される――異形の民は身体ごと俺のほうを向いた。背に迫るヘラには尾の振り払い。ヘラは跳躍して回避しつつ、異形の民の背に組み付こうとする――だが突如として異形の民は翼を広げ、ヘラを打ち払ってしまった。
「きゃあっ!?」
「クソ、が!」
俺は連撃を繰り出すが、全て防御される。復帰してきたエリーゼも攻撃に加わるが、服をまとわせた腕で防御されてしまった。しかし異形の民の顔は苦痛に歪んでいた。刃が通らずとも衝撃自体は効いている、のか? 彼女はエリーゼを睨み、煩わしげに尾を振り回してエリーゼを退かせた――俺への視線が途絶えた、1瞬のチャンス。
「貰った!」
片手剣を、顔面に向かって突き込む。首の動きで回避されたが、刃は異形の民の頬を浅く裂いた。――素肌には刃が通る!
「やれる、やれるぞ!」
地面を転がって反撃を躱しつつ、叫ぶ。異形の民は頬を伝う血を舐めながら、俺に向かってきた。再びの斬り上げ攻撃。小盾で受け流す――重い。とてつもなく重いが、上方に向かって跳ね上げるようにして流す。
だがその瞬間、小盾が砕けた。
「なっ」
取手が根本から外れたのだ。フィリップから貰ってこの方、ずっと使い続けた疲労が溜まっていたのか。
「
「クソッ!?」
炎が飛んできた。片手剣で振り払いながら後退するが、異形の民はなおも追ってくる。エリーゼとヘラが攻撃を仕掛けるが、服の防御と尾でいなされる。
「
炎。剣で振り払う。それと同時に、異形の民の斬撃が迫ってきた。振り下ろし。片手剣を跳ね上げて、下からぶち当てる――押し負ける。
「……!!」
圧倒的重量と膂力に押し込まれ、俺は自分の片手剣の峰で自分の頭を打つかたちになった。兜が受け止めてくれたが、凄まじい衝撃で視界が揺れた。甲高い耳鳴りが聴覚を支配する。
――ふと、自分が膝をついていることに気づいた。一瞬意識が飛んでいたのか!? 焦りと共に、時間感覚が鈍化する。まだぼやける視界で状況を確認する――異形の民の左拳が、エリーゼの胸鎧を捉えていた。彼女はたまらず後ずさる。ヘラは尾を掻い潜っていたが、再び翼に打ち据えられていた。
そして異形の民の黄金剣は、横薙ぎに振られようとしていた。その軌道上にあるのは、俺の首だ。跳んで避けねば――脚に力が入らない。剣で防御――なんとか動かせたが、十全の腕力が発揮できる気がしない。
「ヴォルフ!」
ヘラの叫びが聞こえた。貴族の妻にしてやると誓った、幼馴染の声。だが身体は未だに思うように動かない。終わるのか、ここで? 急に胸の奥が冷たくなった。――嫌だ、嫌だ、嫌だ。死にたくない。
ふざけるな。殺す。殺して生き残る。お前が死ね。殺す。――憤怒を身体に送り込み、殺意を込めて異形の民を睨みつける……それでも身体は動かなかった。刃が、迫る。
「……!?」
不意に、時間感覚がもとに戻った。異形の民の斬撃は、俺の首をはねなかった。彼女の黄金剣は防御に使われていた――突如飛来した火球に対して。
「ヴォルフ、ゲホッ、大丈夫ですか!?」
「ヴォルフ!」
俺はなんとか立ち上がり、駆けつけたヘラとエリーゼに引きずられて後退した。異形の民は、未だ連続で飛来する火球への防御で脚を止めていた。
「……ははは。おい、どうしてここに居るんだよ」
俺は火球の射手にそう問うた。ヘラとエリーゼは目を丸くしている。
「……それはお主らにも問いたいわい。どうしてここに居る、何故逃げてないんじゃ、この状況で?」
レオ爺さんは無詠唱で火球を1つ飛ばしながらそう言い、俺たちと合流した。
「大会ブチ壊れた代わりだよ。皇帝の前でアレぶっ殺して、成り上がろうってんだ」
「馬鹿の所業じゃな」
「うるせぇ。で、こっちの質問にも答えろよ。なんで生きてるんだ?」
「……あの夜は口を滑らせ過ぎたでな、死んだフリして逃げようと思っておった」
「クソ馬鹿が」
「うるさい」
レオ爺さんはばつが悪そうに髭をしごいた。一方ヘラは、わなわなと腕を震わせていた。
「……なんなんだよ。なんなんだよアンタは」
「……すまぬ」
「馬鹿。あとでたっぷり怒るからね。……今は助けろ、クソ親父」
「もとよりそのつもりじゃ。して、敵の情報は?」
事態を飲み込んだのか、エリーゼが咳払いしてから答えた。
「相手は私たちより遥かに優れた膂力とエンチャント能力、そして魔法を持っています。特にあの服は実質鎧のようになっています……ですがレオさんが加わるなら、手数で押し切れるでしょう」
「ふぅむ。確実を期すなら他の騎士どもも加えるべきですが」
レオ爺さんは周囲を見渡した。一緒に突撃した騎士たちは、未だ取り巻きの魔物たちとの戦闘中。……1人がこちらをちらと見たが、加勢する気はないようだ。異形の民の戦闘能力を垣間見て、怖気づいたか。
「ふん、誉れを知らん奴らめ。……仕方ありますまい、別の手を講じましょう」
「別の手?」
レオ爺さんは水筒を取り出し、異形の民に向かってぽいと放った。
「ヘラ、割れ。今じゃ」
「嫌な予感しかしないんだけど……」
ヘラは訝りつつも、素早くダーツを放って水筒に命中させた。水筒が爆ぜ、中の液体が飛び散った。
「……!?」
異形の民は翼で身を包んで液体を防ごうとしたが、爆散し霧雨のようになった液体は翼を掻い潜り、彼女の身を濡らした――すると、その身に纏っていたチュニックがどろりと溶けた。
「エロ水じゃ」
エロ水。何故いま持っているんだ――と思って、そういえばレオ爺さんが汲んだぶんのエロ水は売り払っていなかったなと思い出した。俺たちがレオ爺さんの持ち物をどうにかする前に彼は「死んで」しまったし、その後もレオ爺さんは教会から出ておらず、売る機会が無かったのか。
レオ爺さんは不意に笑い声をあげた。
「ほっほ、中々どうして良い身体つきをしているではないか!」
露わになった異形の民のバストは豊満であった。恥じらうように左手で隠しているが。……エリーゼとヘラの冷たい視線がレオ爺さんを刺した。俺は彼の肩を叩く。
「おい、誉れって知ってるか?」
「うるさいわい! とにかくこれで戦いやすくなったじゃろうが!」
エリーゼが冷たい声を発した。
「……包囲して叩きます。レオさ……レオは援護を」
俺たちは気を取り直し、異形の民めがけて駆けた。彼女は恥辱で顔を赤く染めながら、なおも黄金剣を向けてきた。小盾が壊れた手前、剣で受け流すしかない。即座の反撃は不可能だ。だがレオ爺さんの援護でどうにかなるか――そう思っていると、まさにレオ爺さんの声が飛んできた。
「忘れておった、受け取れぃ!」
「!?」
後方から何かが風を切って飛来する音が聞こえ、言われるがままに左手でそれを掴み取った――それは小盾だった。フィリップに渡したものだ。
「先に! 言え!」
叫びながらも、笑みを堪えきれなかった。――黄金剣が迫る。受け流す。新品の小盾は、滑らかな表面で黄金剣の刃を滑らせ、跳ね上げた。
反撃に移る――異形の民は飛び退ろうとする、しかし。
「
レオ爺さんが放った火球が、異形の民の退路めがけて飛んだ。異形の民は舌打ち一つ、その場に踏みとどまる。俺は突きを放つが、黄金剣で逸らされる。だが。
「そこッ!」
エリーゼの斬撃。異形の民は左腕で受け止めた。刃が肉を斬り、骨を半ばまで断った。
「……!!」
異形の民は苦悶の表情を浮かべながらも、剣の埋まった左腕を振り回し、エリーゼの手から剣をもぎ取った――その間、背後への意識が薄れていたのだろう。なおざりになった尾と羽の攻撃を躱したヘラが異形の民の足元に滑り込み、その左足首を掴んだ。
「おっも……! 無駄なもんぶら下げてるから、だッ!!」
ヘラはしっかりと地面を踏みしめ、異形の民の脚を掬い上げた。バランスを崩した異形の民は、破れかぶれに斬撃を放ってきた。だがそれも俺の小盾に弾かれ、異形の民は背中から地面に叩きつけられた。
「――終わりです」
エリーゼの旗槍が突き出された。最初の突撃で取り落としたものを拾ったのだ。顔面を狙ったそれを、異形の民は左手の平で受け止めた。穂先は手を貫通し、手首の骨を裂き、肘まで埋まる。さらに押し進める。
「うっ……!?」
だが突如、エリーゼが槍を押し込む手を止めた。
「何やってんだよ!?」
叫びながら俺は異形の民の右腕の腱を切断し、黄金剣を取り落とさせた。
そして馬乗りになり、その胸に片手剣を突き込んだ。肌を、脂を、肋を裂く感触が手に伝わる。――瞬間、視界が明滅した。
頭の中に、知らない記憶が流れ込んできた。
角と翼と尾の生えた子供たちに囲まれ、侮蔑と嘲笑の目で見られている。場面は切り替わり、年老いた異形の男の前に
オーグルたちに何かを命じている場面。地上。苦しい。苦しい。太陽。僅かな慰め。逃げ惑う人間たち。義務感。……僅かな、反抗心。
戦闘。愉悦。恥辱。槍を突きこんでくるエリーゼの顔。馬乗りになり片手剣を振り上げる俺の顔。絶望。諦念。――怒り。反抗。
「……!?」
気がつけば、俺は異形の民から飛び離れていた。手に持った片手剣の切っ先は、真っ赤な血で濡れていた。仰向けに倒れた異形の民は、ごぼごぼと口から血を吐いている。……なんだ、今のは?
槍を引き抜いたエリーゼもまた、困惑の表情を浮かべていた。
「今のは……?」
「どうしたの、2人とも……?」
ヘラが心配そうな声をかけてきたが、それをレオ爺さんが遮った。
「様子がおかしいぞ、離れるんじゃ!」
気づけば、異形の民の身体が急速に膨張をはじめていた。
「ッ、畜生、なんなんだよ!?」
急いで離脱する傍らにちらと振り返れば、異形の民の身体は膨張を続けながら、その表面に鱗を生やしていた。首は長く伸び、頭は山羊の角が生えた爬虫類のものに。手足は鉤爪に。姿かたちが人から――ドラゴンへと変わってゆく。
「おいおいおいおいおい……」
いつの間に足を止めてしまったのだろう、俺はドラゴンを見上げていた。後ろ足で立ち上がったその背丈は、人間の10倍はありそうだった。
気づけば戦闘の音が、止まっていた。人間も魔物も、ドラゴンを見上げていた。
ふと気づく。ドラゴンは口から血を垂れ流していた。右前足と胸には大きな裂傷があり、左前足は縦に裂けたようになっている。人型のときに受けた傷は、そのままなのか。
「……これならやれる、か?」
エリーゼに問う。だが彼女は、首を横に振った。
「勘にすぎませんが……戦意はないように思います」
ドラゴンに視線を戻せば、彼女はもう俺たちを見ていなかった。太陽を眺めている。……それから首を迷宮の方角へと向けた。翼が広がる。超自然の風が沸き起こり、ドラゴンの身体がふわりと浮かんだ。
「ッ……」
ドラゴンは低空を滑空して観客席を飛び越え、すぐに見えなくなってしまった。迷宮の方へと飛んでいったようだ。……程なくして、ドラゴンを追うかのように、魔物たちが逃走を始めた。皆一様に、迷宮を目指している。
生き残った人間たちは、しばしの間呆然としていた。誰もが、何が起きたのか、何故魔物たちが去ったのか理解出来なかったのだ――俺とエリーゼを除いて。
「……あんたもか? 色んな記憶と感情が流れ込んできた」
「ええ」
「最後に感じたのはなんつーか……イラつきっつーか、反発心っつーか、そんな感じだったよな」
「あれが私たちへ向けた感情であれば、きっと私たちは生きてはいなかったでしょうね」
「じゃあ、同族に向けたものか」
「おそらくは。……ですが」
エリーゼは旗槍を両手で掴んだ。
「人々が今求めている理由は、そんなものではないのでしょう。少々芝居に付き合ってくださいね」
「おう」
彼女は旗槍を振り回しながら叫んだ。
「魔物の首魁、ドラゴンは我ら神の軍勢の前に敗れ去った! ――勝ったのです、我々キリスト者の勝利です!」
すかさず小盾と片手剣をガンガンと打ち鳴らしてやる。つられて数人の騎士たちがガントレットを打ち鳴らした。……観客席から、小さな拍手が続いた。それはさざ波のように広がり、やがて万雷の拍手となった。あちこちから雄叫びや号泣、神への感謝を叫ぶ声が響いてくる。
喧騒に包まれながら、ヘラに話しかける。
「……なんとかなったな」
「うん。……ヴォルフ、死んじゃうかと思ったよ」
ヘラが抱きついてきたのを、胸で受け止める。
「生き残れたのは、レオ爺さんに感謝かね」
そう言うと、ヘラはレオ爺さんをキッと睨みつけた。レオ爺さんはばつが悪そうに髭をしごく。
「……はぁ。わかったよ、助けられたのは事実だしね」
「……許して、くれるのか?」
「許さないけど?? ……お母さんのこと、全部話して。全部謝って。それからだよ、どうするか決めるのは」
「……わかった」
レオ爺さんがしゅんと肩を落としたのが、なんだか面白かった。
「おい、しゃんとしておけよ義父殿。皇帝陛下がお見えだぜ」
俺が顎で示した先には、皇帝が専用席からフィールドへと降りてくる姿があった。論功行賞のお時間というわけだ。
「うるさいぞ若造めが。……おい、ところで礼儀作法は勉強したのか?」
「あんたの本で叩き込んだよ。これで俺たちが皇帝に笑われたら、あんたのせいだからな」
「おい待て心配になってきたわい、テストを……クソッ、時間がない!」
ヘラがケタケタと笑った。
「死んだフリなんてしてるからだよ。直接教えれば良かったのに」
「……今、死ぬほど後悔しておるよ」
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