どこかのどかな島の描写から始まり、そこから島民の奇妙な指の特徴に不穏なものが生じる。
そして、夢の中で体験恐ろしい出来事ですが進んでいく。
指がありえない方向に動いているシーンは、怖さと気持ち悪さがあります。指に何か寄生しているかと思えば、指そのものが蛹になっており、それが成虫になる。
あれは本当に夢なのでしょうか。
真実はどうか分からないままに、主人公は自らの指を噛みちぎる姿は、明らかに普通ではないが、夢で見たことを現実にしない行動とも言える。
冷静に考えれば麻酔を行い切除するのが、冷静な対応と言えますが、指を自分で噛みちぎる姿は、主人公がもっとも手早く冷静に対処しているような狂気に憑かれているような怖さがあります。
実際、食いちぎったにも関わらず指は温かい。
指を処分することで、あの島で感染したと思われる謎の寄生虫の連鎖が終わったかに思えた。
しかし、主人公は人に触れるのが好きになっていた。
寄生虫は宿主を操るものも居るのは聞いたことがありますが、主人公は寄生虫に感染し、この恐怖の連鎖は終わらない……。
このような要素が、怪談やホラー作品に求められる緊迫感と不気味さを効果的に伝えていますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
わああ、いっぱい考察してもらって嬉しいです。
ほとんど私が思った通りの感想でびっくり!
また、こんな気持ち悪い作品に付き合っていただきありがたいです。
私的には単に気持ち悪いだけかもと不安でしたが、不気味さがあると言っていただき報われた感じがします。
見た目の怖さもホラーの大事な要素だと思うので、挑戦してみて、こうして褒めてもらえて良かったです。
幻想的な恐怖、とても迫力がありました。
指のかゆみの原因は本当は何だったのか?
寄生虫なのか、蛹なのか?
どこまでも悪夢が続いているような展開が不気味です!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
とにかく気持ち悪い作品にお付き合いいただき感謝です。
見た目の気持ち悪さだけでなく、不快な痒みという身体的な情報まで追加したので、どんどんやばくなってしまいました。
不気味と言っていただけるのが、なによりの褒め言葉です!