応援コメント

最終話 現実です。たぶん」への応援コメント

  • 全話拝読しました。頂いたコメントでも近況ノートでも謙遜だらけでしたので、どんなもんやと思って読んでたんですが、完成度の高さに目を瞠りました。いやほんとに。誤字脱字もほとんどないし……あ、最終話で一箇所見つけたんで、報告だけ。

    >臨時ニュースとかめずらしいな。自身でも起きたのかな?

    「地震」ですね。最後だから書き急いだんだしょうね w。

    とにかく構成がしっかりしていて、丁寧なオチの付け方にも作品への愛が感じられました。設定面・プロット面ではケチのつけようがないです。長編第一作でこの緊密さは詐欺だろうと思ったほどです。

    キャラ構成もいいですね。このあたり、私は大した批評は出来ないんですけれど、準ハーレム的な心地よさがよく出ていて、楽しかったです。まあ、今どきならもう少しキャラ同士ケンカするとか、主人公の足元を掬いそうな黒さが見えるとか、そんな要素が求められたりするのかな、なんて思いますが、話の字数的にはこれぐらいがベストでしょうかね。

    あえて申し上げると、まあ十森さんのケースはかなり希薄なものなんですが、今どきのウェブ小説っぽいミニマムな描写を突き詰めすぎて、状況がよくわからないところも最初の方ではありました。えてして擬音語・擬態語で説明しきった感じになってる箇所が主だったような。でも、これは単に私の読み取りスキルが現代風にアップデートできていないだけかも知れず、まあ参考意見の一つとして。

    テレビとかネットとかに当たるものを、中世風の世界で無理やり実現させてドヤ顔してるパターンが、有名作なんかでも散見するんですが、そういうけしからんアイテムを一切使わず、結構正面から戦力と戦力のぶつかり合いを描ききったところも、個人的には評価したいと思います。最終話近辺の、世界観の奥に入り込んでの語らいが描かれる所はさらに。いい意味での王道ものらしさが出ていて、でも案外ここまで書き込んでる人は少ない気がします。

    物足りないところがあるとしたら「悪役令息」かな。せっかくヒールキャラになった割には、「破滅フラグをなんとかしなきゃ」という話につながるだけになってて、別に「悪役」でなくともいいのでは、というツッコミは避け難いかと。もともと兄とか父親とか、善人キャラだしね。ダメ出しと言うほどじゃないですが、何か面白い味付けをやりそこねたのかも、という気はします。これも参考までに。

    この作品世界にいつまでも浸っていたい、という空気感がとてもよく出ている、読んでいてとにかく明るい気分になれる一作でした。楽しませていただきました。ありがとうございます。

    作者からの返信

    全話読んでいただきありがとうございます!

    また、誤字報告も助かります!ここはすぐ直します!

    おしゃる通り、最終話は書き急いでしまいました。よく読むと表現不足な箇所もまぁまぁあったので、少し訂正入れようと思います。

    >まあ、今どきならもう少しキャラ同士ケンカするとか、主人公の足元を掬いそうな黒さが見えるとか、そんな要素が求められたり

    ああ!確かにそうですね!その展開、あったほうが絶対面白いと思います!本作と同じテイストで書く場合は、次から取り入れてみます。

    >状況がよくわからないところも最初の方ではありました

    これは実力不足ですw 勢いだけで書き始めてしまいましたので。気を付けます。あと、擬音語・擬態語は多用しないほうが自分的には好みなのですが、表現を考える手間を惜しんだ結果がこのようになってしまいましたwすいませんw

    >物足りないところがあるとしたら「悪役令息」

    これは単純に私の勉強不足が起因しています。あまり悪役令息がどういうものかわからずに書いておりましたので。読者様が離れていかれる原因のひとつにもなっていたと思います。

    こちらについては、やはりカクヨムで活躍していらっしゃる皆さんの作品をもっと読んでから書いていくべきだったなと反省しているところです。

    総じて大変丁寧な応援コメントをいただけたこと、本当に感謝しております。

    ご指摘いただいたアドバイスは適切で大変勉強になりました。ちょうど本作も書き終わりましたので、湾多珠巳様の作品にもお邪魔させていただき、勉強させてもらおうと思います(笑)

    引き続き頑張って書いていきますので、お時間ありましたら次作も読みに来ていただけると幸いです。

    しつこいですがもう一度言わせてくださいw

    本当にありがとうございました。