第15話地底人ティラ
八代は首を動かさず、孝の誘引に唯々諾々と従う。
孝の右掌が八代の左頬に当て右へ引いたと同時に八代の唇に唇を重ねた。
孝のベクトルに因って左側に倒れた。
「私は、ティエラ、地底人の名前よ?
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