第2話衝突

ジャクサ種子島宇宙センター内。

「このまま行きますと、地球に衝突です!」

篠山の見解を遮るハッブル宇宙望遠鏡の通報が届いた!

「水素90%、ヘリウム10%、中心核は300万気圧、中心から4万kmまでは、液体水素及び液体金属に値します。」

それを聴いた篠山は!

「これではまるで木星じゃないかっ!イカン!地球を包み込む軌道に入りました。暗黒彗星が地球を包むと氷河期が来てしまう。」「その気圧に因って地球そのものが圧し潰されて、卓球の玉程度の大きさの地球になってしまうのです!」


「まるでブラックホールの様に・・・。」

つまり地球が絶命、人類や生きとし生けるものの全てが絶滅卯するという事だ!」

「ブラッククエーサー。」

 ポツリと呟いた篠山教授の顔面は俄にひきつり、強張っていた。

 それからというもの孝の自宅2階に

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