『四天王』とはどちら様ですか?
五人揃って、“龍造寺四天王”!
とまあ、歴史界隈のお約束ネタを挟みつつ、話を進めましょう。
『四天王』は昨今のイメージだと、なんか凄そうな四人組、あるいは敵ないし味方の最高幹部四人とか、そんな感じではないでしょうか。
ちなみに、作者が真っ先に思い浮かぶ四天王と言えば、原典を除けば、FF4のゴルベーザ四天王ですね(スカルミリョーネ、カイナッツォ、バルバリシア、ルビカンテ)
また、この“四”という絶妙な数。多すぎず少なすぎず、キャラとして組ませるのに最適な人数と言うのが、娯楽作品でも使われやすい要因ではないでしょうか。
固有名詞が大量に出てくると、読者が混乱したり、覚えられなかったりするため、おおよそ一話あたり四人、五人程度の数が丁度いいとされています。
また、火、水、風、地などの四属性、あるいは東西南北の四方位など、四人ならばそれぞれを担当させやすいなどの理由で、これも多用されやすい要因でしょう。
そんな四天王ですが、仏教においては世界の中心である“
東方の
六欲天の第一天・
四大王衆天は須弥山の中腹に位置し、山頂部にある六欲天の第二天・
六欲天の最上部、第六天・
仏法を守護する存在として古くから信仰されており、日本においても聖徳太子が物部氏との戦いに際し、四天王に勝利を祈願して、戦に勝利を収めました。
そのため、現在の大阪・天王寺区には聖徳太子によって“四天王寺”が建立されており、長らく信仰されてきました。
中でも多聞天(毘沙門天)は七福神の一柱にも含まれているため、特に馴染みのある神でしょうか。
軍神として勝負事の守護神であり、越後の上杉謙信も篤く信仰していました。
ちなみに、四天王とのセットで登場する場合は多聞天、単独ないし七福神としての登場の場合は毘沙門天と呼ぶのが通例だそうです。
創作界隈でも何かと使い出のある存在『四天王』。
さあ、皆さん、あなただけの『四天王』、作ってみませんか?
四天王の男女比3:1>( -ω-)人 (´・ω・` ) <紅一点は持国天やな
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