『三日坊主』は極めし者の称号

『三日坊主』


皆さん、この単語を見てどんなことを想像するでしょうか?


何かを始めてもすぐにやめてしまうだらしのない人、こんな感じでしょうね。


ですが、この元ネタは逆なのです。


この単語の坊主ですが、仏陀のことです。


まだ悟りを開く前、各地を放浪しながら道場、修行場を渡り歩いていた仏陀。


そんなある日、とある道場の門を叩き、そこに修行のために入信しました。


修行に励みますが、そこは天才・仏陀さん。あろうことか、その道場の教えを三日で習得し、極意を学び取ってしまったのです。



「んじゃ、学ぶことは無くなったんで、次行きますね」



そして、仏陀は三日で道場をやめてしまいました。


つまり、本来の『三日坊主』は「三日でその道を極め、学ぶことがなくなってすぐにやめてしまった人」のことなんです。


しかし、現在では「すぐにやめてしまった人」の部分だけが残ってしまい、『三日坊主』はだらしない人を意味する言葉になってしまいました。


でも、本当の『三日坊主』とは「三日で極めし賢者の呼び名」なのです。


さあ、皆さん、次の『三日坊主』を目指して頑張っていきましょう!




じゃあの>( -ω-)人   (´・ω・` ) <もうやめるの……?

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