祖母が亡くなり 中国の方の体験談
ある20代の中国人の女性から聞いた話です。
※実際は片言の日本語でしたが違和感のないように補正しております。
私の母の友達Aさんとその友達のBさんが20代の頃にあった中国での出来事です。
AさんとBさんはかなり仲が良く頻繁に遊んでいて、お互い実家暮らしではあるもののいきなり家に行って泊まるということもありました。
ある日Bさんが夜遅くにAさんの家へと泊まりに行きました。
しかしAさんのおばあさんが前日にお亡くなりになり、お葬式までの2,3日の間は家でご遺体と一緒に過ごすことになっていたのです。
そういった状況のためAさんは断ろうかと思いましたが、夜遅かったことと2人で過ごす部屋とおばあさんの部屋は離れていたためBさんを泊めることにしました。
いつものように部屋でおしゃべりをして、お互いうとうとし始めたので寝ることにしました。
いつものようにAさんはベッドでBさんはお泊まり用の布団に寝ていました。
AさんはBさんの叫び声で目を覚ましました。
何事かとBさんを見ると、布団に上半身を突っ込んでいるBさんがいました。
そしてBさんが寝ていた布団の枕元あたりが真っ黒になっており驚き困惑したそうです。
パニックになっているBさんにAさんは
「どうしたの!?」
そう尋ねながら近づきました。
近づいて気づきました。
枕元の黒いものは女性の髪の毛だったのです。
そんな状況に困惑しながらBさんの被っている布団をめくると、そこには頭がツルツルの丸坊主になっているBさんがいました。
それ以来Bさんは髪が生えることがなくウィッグを着けて生活しているそうです。
おそらくですがご家族が亡くなっている中で無遠慮に泊まりに来たことへの罰だったのではないか。
そのように思ったそうです。
祖母が亡くなり 完
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます