第2話特訓

はぁぁぁもう朝か」

転生2日目昨日は半日近く歩いていたというのもあって熟睡し気持ちよく朝を迎えることができた

「おはよう」

「おはようハルト」

「ご飯作ってあるから食べなさい」

「はーい」

この人たちは僕のことを本当の家族のように扱ってくれる正直もう少しこの家にいたい

「あのお願いがあるのですが良ければもう少しこの家に住ませて下さい!」

「いいぞむしろそのつもりでお前を拾ってきたんだ」

「そうなんですか?」

「ああ」

なんて優しい人たちなんだ前世の家もこんな感じの家だったらよかったのになぁ

「ごちそうさま」

「なあちょっと庭にこい」

「ん?」

いきなり僕はジャスティに呼ばれ庭に行く

「何ですか」

「ここから先生きていくには強くなる必要がある今日からハルトには俺との特訓に付き合ってもらう」

「強くなる必要?」

「ああ外からきたお前は知らんかもしれないがこの国はデストロンといわれる組織から狙われているそれに外にはモンスターがたくさん居る強くなければ金を稼ぐこともできない」

「確かにな」

納得だな

「というわけでまずは腕立て伏せ五十回を4セットだ!」

「はい!」

元気よく答えたが軍隊かよきつすぎるまぁやるしかないが

「1、、2、、3」

続けること10分ようやく1セット目が終了

「はぁはぁはぁ」

「おいどうしたそんなんじゃモンスターに食われちまうぞ」

正直こんなきついトレーニングをやるのは前世あわせて5ヶ月ぶりくらいなのでしんどい

「さぁ2セット目!1、、2、、3、、」

「31、32、もう無理です」

俺は限界を迎える

「おい何してる!自分の限界を超えなければ強くはなれないぞ!」

脳筋かよ!この人なに軍隊の一員か

「なぁジャスティはなんか軍隊とかに入ってたのか?」

「軍隊には入っていないが優秀なパーティーのアタッカーだったからな」

まじかよこの人優しいだけじゃなくとても優秀で強い最高じゃねぇかよ

「まぁ無理させちゃ意味がないな少し厳しくしすぎて悪かった休憩だ」

「ありがとう」

俺は庭にある椅子に座る

「ほら飲め」

俺はジャスティから水をもらった

「ありがとな」

「ところで前の国ではどんな生活してたんだ?」

「そうですね」

今思うと日本での暮らしはもう二度と経験したくないような生活だった………

「さぁまずは5キロ走れ!」

僕は父親に奴隷のようにトレーニングをさせられていた

「もっとだ!自分の限界の壁を壊せ!」

正直普段は自分のことを愛してるとは思えないほど冷たく

トレーニングを無理矢理毎日やらされていたな

「父さんどうしてこんな厳しいことをボクにさせてるの?」

「お前は生まれつき頭がよくて身体能力が上がる可能性があるんだだからお前を鍛えている」

とか言われたなぁ正直ホントか疑ってる

10歳になると今度は銃とかを作る手伝いをさせられた

さらに父親からは「この事は母さんには絶対に言うなもちろん他のやつにもな」

と脅されてたよ

「それで僕は家出してここの国にきた」

「要するににげてきたんだな」

「そうだねあんな父親に比べるとジャスティは優しくて僕の理想の父親です」

「そ、そうかありがとな」

褒められなれていないのかジャスティは恥ずかしがった

「けどよくそんな家庭環境を耐えることができたな」

「当時の僕は幼かったですからね」

「それに警察とかに通報すればよかっただろ」

「それができなかった、服には小型の盗聴器を入れられ学校以外とトレーニング以外は外にでれなかったので」

「そうなのかただよかったな逃げ出すことができて」

「はい」

まぁ実際は転生したんですけどね

「さて10分くらい休んだことだし特訓の続きだ!」

こうして地獄の筋トレをなんとか耐えた

「はぁはぁはぁはぁはぁはぁ」

「大丈夫か?」

「はい大丈夫」

正直限界だ

「さて休憩としようほら水飲め」

そして10分後

「よし次は木刀を使った特訓なんだがその前に勝負しよう」

「えいきなりかよ」

「念のためだまずは才能がどれくらいあるのかをみたいんだ」

「わかった」

「勝負の内容は?」

「木刀が手から離れたら負け簡単だろ」

「じゃあいくぞ」

「えもう!」

いきなり始まったジャスティが攻撃を仕掛けてくる

カン!

俺は瞬時にうまく剣を使かい防御しているがかなりきつい一様剣道もトレーニングとして父親にやらされてはいたがこれほどではなかった

「クソ!隙がない」

そして

「しまった!」

体制を崩してしまった! 

「ふっ!」

ガン!

なんとか防御できたがここからどうすれば、

「おりゃぁ!」

一か八か俺は全力でジャスティを前へ押したそして

今だ

攻撃をしようとしたが

ガン!

僕の手から剣が離れた

「なるほど剣術さえ学べば大丈夫だな」

「え?」

「ハルトにはアタッカーとしての才能があるそれに反射神経がいいとみた」

「そ、そうか」

負けたが褒められたなんだろうこの複雑な気分

「あなたーご飯よ」

「おう!すぐ行く」

「いくぞ飯の時間だ」

「ああ」

そして今日からジャスティによる猛特訓が始まったのである







とりあえず盗んだ金でなんとか寝床は確保したがとりあえず今日はクエストというのにいってみるかこの女神からもらった剣があるなら周辺のモンスターくらい余裕だろう、それにまずはこの世界の詳細を知る必要がある前世では失敗に終わった私の計画を今回こそ成功させるのだ






次回へ続く、、、、

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