トラウマ
部屋を汚した時凄く怒られた
物を違う色で塗ったら叩かれた
ぐしゃぐしゃに描いたら破られた
頭が悪いから家から出された
毎日殴られてごめんなさいってでも許してくれなくて
全部否定された
出来雑魚ないって言われ続けた
でも一回だけ絵を褒めてもらった
小さかった時描いた絵を見せたら
天才って言ってくれた
少し大きくなった時また見せた
でも次は褒めてもらえなかった
誰でも出来るから凄くないって
凄くショックだった
ただ優しく褒めてもらいたかった
思い出してしまった嫌なこと
目の前にいるお父さんはまた僕のことを叩こうとしてる
手を大きく振り上げて、だからいつも目を瞑るんだ怖くて
でもいつも来るはずの痛みが来ないんだ、なんでかな、
遠くで誰かが僕を呼んでる気がする、おかしいな
目を開けて見たらそこには
「ルズ!こっちをみて!」
全然知らない白い人、でも声は知ってる
「ニ、ニロさん?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます