二 極等万能祭司四人衆
未來王から発せられた
王の切なる嘆きを受動受信していたのは未來王の四大弟子『
四人衆は
……夜空には無数の星があるように
人類が宇宙に近づくのは命懸けである。
しかし、月にも太陽にも
確証がないのだからなんとでもいえる。
宇宙の遥か
死没後はもれなく楽園天国の住人となって、色とりどりに咲き
そうとでも思い込めれば、
では。
死没後。亡者の誰もが天上界に迎えられるのだと思い込める能天気頭ならば大層おめでたい。例えば。ピラミッドのように三角形の組織図は先は
地上から堕ちて、堕ちて、堕ちて。堕ち切った先も。突き抜けてしまえば宇宙空間に他ならない。
惑星は
それでも我は高き
生きていれば万人に
我は
大嘘つきめ。
血肉を喰らい。酒を浴び。暴言を吐き。淫らな欲を吐き出して。日常が
ときに嫉妬心を
厚かましい。
高々、
死没後、
見極めよ。
重ねてきた
未來王がもっとも
『善人に成り済ました悪党』だ。
『潜在的受動攻撃性パーソナリティ・マニピュレーター』だ。
『
該当者は覚悟せよ。
嫌忌類型の奴らは過剰なまでの上昇志向を隠しきれていない。承認欲求を抑えきれずに称賛と過大評価を常に欲しがる。
自己保身のためならば姑息な言い訳を繰り返す。平然と嘘を吐く。周囲を無遠慮に巻き込む。
悪意を悟られぬように精神的苦痛を与え続ける。気づかれないよう姑息で陰湿な嫌がらせを繰り返す。
幼稚な欠落人間め。
得意なのは半分程度の事実を織り交ぜた幻惑の
己の罪過は消し去って無かったことにする。挙げ句、どこかの誰かのせいにする。公然と他者に罪を
加害者のでありながら被害者を装う。己の犯した罪は棚に上げる。脳内を都合よく変換させて
トリッキーだな。
心にもない綺語と。白々しい微笑みと。嘘の涙に。誰もが
周囲を共感させて誘導する。
嫌忌類型は善人風情の知的上品を装っている。陳腐な演技派だ。
高慢不遜に虚飾の優雅さをひけらかす。
薄らみっともねえ。
権威には
弱者には尊大高飛車に振舞って虚勢を張って服従させる。
善意や良心。
そうして共犯者を増やし、
ほら、すぐそこに。善人の仮面を被って。薄気味悪い笑みを浮かべて。
ほら、そこにも。謙虚なふりをして擦り寄って。綺語を並べて。
悪賢い支配操縦者である奴らは、陰湿な
そんなあくどい
近くにいないか?
まさか身に覚えはないだろうなァ?
気をつけろ!
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