白黒の世界
白黒
買い物が終わり私は徒歩で帰ろうとした。なぜなのだろうかまた視界からまた色が抜けていっている。そしてまた泣き出しそうになってしまっていた。気分を変えるためにコンビニによって好きな物を買おうとしていた。またやってしまうなそう思いながらもお菓子や酒などを買いあさってしまっていた。ここ最近体重が増加してしまったがこうでもしないと心が持たないのである。ただ感じていることは悲しいとかではなく何がしたかったのかということだった。あと数分で着くからと自分に言い聞かせながら歩いて行った。私の悲しみはどこにぶつければいいのだろう。もっといい違う答えがあったのだろうか。誰もいない白黒の世界で泣きじゃくってしまっていた。それはもう考えないって決めていたのに。
「寂しい。」
独り言を吐いた。どうにもならない事を知りながら。寂しさを紛らわせるために私はスマホを取り出していた。通知には兼心からの着信があったが今、話してしまうと今度は何があるか分かったものではないので悪いことをしていると思いながら既読を付けなかった。
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