いつもありがとう…
朝だ…。目が覚めると僕は横でスヤスヤと眠る柚希を起こさないようにそっと額に口づけした後、洗面所へ行き顔を洗い、歯を磨く…。
まだ朝早い事もあるんだけど、どうやら今日はみんなお寝坊さんの様だ…。僕としては都合が良いんだけどね…。
キッチンへと赴き…さあ、豪華な朝ご飯を作るとしましょうかね!
まずはツナ缶の油を切ってっと…。 コーン缶も同様な感じで水気をとって、2つとマヨネーズを混ぜ合わせる。んで、それを食パンに乗せて、その上からチーズをたっぷりと乗せて焼いていくぅ〜!
全体に焼き色がついたら取り出しみんなが起きて来たらバーナーで炙って…ほい、一品完成っと!
もう一品もパンを使った料理だ!食パンを半分に切って卵と牛乳、砂糖を混ぜ合わせた物に両面をしっかり浸して染み込ませる。
後はそれをフライパンで焼きながらハムやチーズなどを乗せてサンドすれば二品目の完成でい!
後は朝だしサラダ類をパパッと作って、コーヒーも今日は豆を挽いてっと!
「すんすん…いい匂い…」
「おはよう、柚希」
「おはよう、豊和君♪ ベッドに居ないと思ったら朝ご飯の準備してくれてたんだね…私がするからゆっくりしてていいのに…」
「柚希はお疲れでしょっ?」
「そ、そんな事ないよ!?そりゃあ…昨日も5回続けて愛されたら…腰が砕けちゃうかもとか思ったけど…」
「それは…柚希が離れてくれないからで…」
「だって…いつまでも…豊和君のぬくもりを少しでも感じていたくて…」
柚希が可愛い過ぎるのがいけないよな?まだみんな起きて来ないだろうし…僕はそっと柚希を抱き寄せ…
「あっ…♡」
柚希に口づける…
ちゅっ ちゅっ はむっ…
「んっ…みんな起きて来ちゃう…よ?」
柚希の服の下から手を滑り込ませ胸に触れる…
「大丈夫…みんな起きて来る前に済ませるから…」
「馬鹿っ…♡ あっ…」
「あの〜 お姉ちゃんにお兄ちゃん?盛るのは夜の方が良いんじゃないかな?」
「「梓希!? いつからそこに!?」」
「さっきから居たんだけど!?何か2人だけの世界に入ってるし…なんなら私も混ざりたいかなぁ〜なんて…」
「…と、とにかく…席に座ろうか?」
「そ、そうだね…」
「無かった事にするのっ!?私燃えて来たのにぃ」
円香さんに凛に風華、みんなが起きて来る…。
「今日はどうしたの?」
「だよねぇ」
「どうしたんです?」
「今日は妻の日だから…僕の奥様達に良い休暇を過ごしてもらおうと思って…」
「豊和君…」
「お兄ちゃん…相変わらず素敵なんだから…」
「豊和君は本当に変わらないわね」
「アンタ素敵過ぎるのよ!」
「どうしてくれるです?朝から欲しくて堪らないですぅ〜」
「早速私は脱ぐわっ!」
「「「「「「脱がなくていいから…」」」」」」
「本当に…みんなありがとうね?」
「こちらこそ!」
みんなの…僕の奥様達の声が重なる…。本当に僕はみんなのお陰で幸せだよ?
「私も幸せだからね、豊和君♡」
「柚希…心を読んだ?」
「流石に分かるよ…だって…私が愛した人だもん」
「柚希」
「また2人の世界に入ろうとしないで!」
「そうそう…みんな居るんだから!」
「ん、私もちゃんと居る!」
本当に毎日幸せです…
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