第3話、親と家と幸せと。

わたし名前なまえ小夜さよ

転生てんせいしてなんだか本当ほんとう自分じぶん出会であえたがする。

それもすべては吹弥君のおかげだ。

転生てんせいさそってくれたからいまこうしてたのしくごしている。

かった。やっぱりふきとくんしんじてかった。

でもここの世界せかいってどんな世界せかいなんだろう。

いたらかるのかもしれない。

でもいたらダメながする。

そうえばこの世界せかいにもおやはいないがする。

でもいえはあるがする。

それをはやとくんはなしたら、

おれはいつになってもちこぼれ…」

なんてすので元気げんきづけると、

きゅう元気げんきになったんだ。

なん可愛かわいいな。

あれ?わたしふきとくんこと...

なにしてんだ?家帰いえかえるぞ。」

はやとくんのぶっきらぼうなかたにくすっとわらう。

なぜか見覚みおぼええのあるまちあるき、

なぜか見覚みおぼええのあるいえく。

そこに母親ははおや父親ちちおやもおらず、しずまりかえっていた。

ただただとりごえこえる。

わたしたちのいえもりなかにあるんだね」

こころから言葉ことばがもれてしまった。

何当なにあたりまえなことってんだよ」

またもやはやとくんがぶっきらぼうにう。

いえとびらけるとまえおおきなかべあらわれた。

みぎればかがみがあり、ひだりれば靴箱くつばこがある。

くつぎ、一段上いちだんうえがる。

みぎるととびらがある。

とびらをそっとけると、まえにキッチンがある。

キッチンにはコンロや冷蔵庫れいぞうこ、トースターなどがかれている。

一歩踏いっぽふみぎる。またもやとびらあらわれた。

そちらにかい、とびらけるそこには、洗面所せんめんじょ風呂場ふろばがある。

くるりとまわみぎをしてまっすぐすすんでいく。ひろ場所ばしょた。

リビングだ。なかにはカーペットがひかれており、はなやかなかんじだった。

ソファーがいてあり、そのまえにはつくえがある。そこにはパソコンが3だいほどおいてある。その真反対まはんたいには黒色くろいろつくえがある。そこには沢山たくさんほんがある。

正面しょうめんにはしろつくえが。そのうえにはとくなにかれていない。

ほかにはクローゼットが2つ。テレビが一台いちだいかれていて、

とくわったことがない、普通ふつうのリビングだ。

べつのとびらけると階段かいだんあらわれた。

ひだりるととびらいていた。トイレがあった。

階段かいだんがると4つ部屋へやがあった。

寝室しんしつ、テレビのある部屋へやわたし部屋へや、ふきとくん部屋へや

あともう一つあるとしたらトイレがある。

ひとつ疑問ぎもんおもう。

なんでわたし部屋へや吹弥君くん部屋へやがあるのに

寝室しんしつがあるのだろうか。

まあいいか。

わたし部屋へやはいる。ピンクのカーペットにわたしきなキャラの人形にんぎょう

勉強机べんきょうづくえいてあり、本棚ほんだながある。そういえば一階いっかいにあるパソコンにわたし名前なまえいてあるものが一つあったっけ?

でも素敵すてきいえだな。転生てんせいするまえいえがこんないえだったらな...

でも、転生てんせいするまえいえとこのいえでは一つちがうことがある。

それは、1人ではないこと。それがなにより心強こころづよかった。

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