第4話 削るもの
真っ先に削るものは――小説です。
私は小説が好きです(だからこそカクヨムをやっているわけですが)。よく買ってます。
でも、これを不必要な出費として削ります。
余談ですが、小説を書く人は小説を沢山読まなければなりません。同様に小説を沢山書かなくてはなりません。不思議なことに文章というものは文字の読み書きから離れると、全く書けなくなります。
カクヨムというサイトは因果なもので――出版物に関する批評がしにくいサイトです。なぜなら、ここは企業が運営しており、作家を目指す方、あわよくば出版したい方、承認欲求を満たすため賞が欲しい方、が集まります。そのため、忖度が働きます。
……多分(あ、これ忖度なしのエッセイです)
私、クソゲーなる造語が溢れるならば、クソモノ(小説)がなぜないのか不思議でなりません。はっきり言って最近の小説は購入する気が起きない。
①置きにいってるものが多く、つまらないから
私、とある賞の受賞作をずっと追っていた=購入していた=のですが、もう買ってません。以前、巻末で大御所先生がこんなこと言ってました。『粗削りでもいいから、自分にしか描けない見たことがない世界を読ませてほしい』と。ほんとほんと。そういうのを購入したいけど、今は正直置きにいってる感が強いので、買ってません。
②付加価値もつけてないのに高いから
単行本は2000円近い。これの付加価値ってなんでしょうか。ちなみに最近ので付加価値をつけた面白い単行本を見つけました。タイトルは忘れましたが、透明なカバーで絵が重なって綺麗に見えるやつです。こういう企業努力をしている本は売れて欲しい。それ以外の単行本は軒並み売れないでしょう。消費者は結構厳しい。
③Amazonレビューで明らかに過剰評価な小説が溢れてるから
やたらと評価が高い小説は注意が必要です。よーくみると、小説のレビューはこれだけという明らかなステマがいます。経験上、そういう作品はほぼつまらないです。
ぶっちゃけ、図書館で借りればよくね?(結構、品揃えあります)
好きな本を何回も読めばよくね?
という結論に至り、この費用をFF16の原資にあてます(無常~)
余談ですが、カクヨムなど無料サイトの小説は別です。無料サイトに投稿されている小説は商品ではないので、そこに消費者はいません。この大原則を無視して、批判コメント、レビューしている方がたま~にいますが、そういう方は速攻ブロックして退場してもらうのが良いでしょう。投稿された小説が商品になるかならないかは出版社に任せればいいのです。ただ、商品になったら、そこに厳しい消費者が存在するだけです。
よし。
また一歩FF16に近づいた。
次に削るもの。
それは――音楽です。
とはいっても、音楽は非常に良心的です。昔はCDがないと聴けませんでしたが、今は曲単位でダウンロードできるし、なにより安い(200円ぐらい)。
私、世界を席巻するものって総じて単価が安いものではないかと思ってます。ジャンルは変わりますが、サッカー。アレ、ボール一個で出来ますから安いですよね。野球が世界を席巻しなかった理由がこれではないかと思ってます(WBCは流行ってます)。
音楽なんて一瞬で世界中を席巻します。誰でも聴けて、安くて、ハードルが低いからでしょう。
最近ではヨアソビのアイドルがビルボードで1位だったようです。あれ、いい曲ですよね。私、買いました(^^)v
話を戻して単純に買いたい曲が今ないから抑えます、というだけの理由(なんじゃそりゃ)。
消費の取捨選択。
全ては――FF16のために(炎)
話は脱線しますが、こうやっていざ文章にしてみると、一つの商品を購入するために他の商品はどんどん押しのけられてるな~と感じます。いやはや、モノを売るって大変ですね。大人なカクヨムユーザーは皆、社会人ですから言わずもがなですが。
やっぱりですね。
最近のゲームは凄いですよ。
しかも価格も大して上がってない。なんなら安い。昔はスーパーファミコンで1万円とかしました。それでいて付加価値、ガンガン上がりまくり。ゲームはエンタメの頂点ではなかろうか、と思ってます。
ではでは、次に削るものは――
つづく――
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