限界を迎えるローズマリー
ルビーが完全にオズモンドに堕ちて、1年。ヴェスパラスト歴2009年。オズマリア帝国となってから3年が経った頃。とうとう快楽漬けにしてきた成果が現れる。ローズマリーとナデシコが自分からオズモンドの元に来るようになったのだ。そうなるとオズモンドは、逆に突き放す。ワシには、ウォーターやキリンやルビーがいると冷たくあしらわれる。そんな日々に限界を迎えたローズマリーがオズモンドの寝室を訪ねる。
「あぁん、オズモンド皇帝陛下様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。私ナデシコは、オズモンド皇帝陛下様のイチモツに永遠の忠誠を誓いますぅぅぅぅぅぅぅ」
「ハハハ、ローズマリーのことは、良いのか?」
「もう、これがあれば何もいりません。だからどうか私にもオズモンド皇帝陛下様の愛を注いでくださいぃぃぃぃぃぃ」
「ナデシコ、貴方何してるの?」
「へっ?ローズマリー様がこっちを見てます。オズモンド皇帝陛下様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
「良いではないか。見せつけてやろうぞ」
「あっあぁん。気持ちいいぃぃぃぃぃぃ」
「馬鹿馬鹿しい。私だけ我慢して、馬鹿みたい」
ローズマリーは、スルスルと服を脱ぐとオズモンドに跪き宣誓する。
「私、ローズマリーは、オズモンド皇帝陛下様を生涯の夫とし、永遠に変わらぬ愛を誓います。どうか、私にオズモンド皇帝陛下様のお子を育ませてください」
「よう言うたローズマリーよ。ワシは嬉しいぞ。前に約束した一段上の世界を見せてやろう。こっちに来るのだ」
「はぃ」
今までに感じたことのない快楽がローズマリーの身体を突き抜ける。
「カハッ。何、すごく気持ちぃぃぃぃぃぃぃぃ」
「そうであろう。本来ならここで限界であろうがワシのは、その奥を貫けるのでな」
「こんな快楽が残っていたなんて。オズモンド皇帝陛下様の妻になれて、私嬉しいです」
「ハハハ。ワシの男児を産まぬ限り妻にはなれんぞ」
「必ず産みますぅぅぅぅぅぅ」
オズモンドは、現在元王妃のウォーターとルビー・元王太子妃のキリンの3人を妻にしていた。そう3人とも男児を産んだのだ。この世界において、王族から男児を産むと言うことはそれだけで十分役割を果たしたと言われる世界である。完全に堕ちたローズマリーとナデシコに娘と会わせてやるオズモンド。この2人の娘は、まだ生きていたのだ。勿論、まともな状態ではない。片方は、虫の魔物の苗床となり。もう片方は、犬の魔物の苗床となっているのだから。
「ここは、我が研究施設だ。お前たちの娘は優秀でな。ここで働いてもらっているのだ」
「そうなんですね」
「ローズマリー様、なんかおかしい気が」
案内された部屋の両奥で虫の魔物を産み続ける娘を見たローズマリー。
「あぁ、生きてたのね。良かった」
「何を言ってるんですか?後ろを見てください虫の魔物ですよ」
「それがどうしたの?女の役目は、生きて子を成すことでしょ。こんなにたくさんの子供を産んだ娘を褒めないでどうするんです」
「私がおかしいの?あっあれ。そうか、そうだよね娘が魔物の苗床でも生きてたらそれが1番よね」
正常な判断ができないぐらい精神は既に壊れているのである快楽漬け。ここでオズモンドの機嫌を損なえば、あの快楽を貰えないかもしれない。それに、この世界では女は子を成すのが大義と教えられる。その中、魔物の子をこれだけ産んでるのだから。
「あぁ、ママ。そこにいるのは、ママなのね。気持ちいいの私すごく気持ちいいの。私の旦那様にね名前をつけてあげたの。モスって。あぁ。えぇ。もっともっと貴方の子を産んであげるわ。早くその気持ちいい液をちょうだい」
「キシャシャシャシャ」
「この2人は実に優秀であります。魔物を3年もの間産み続けている。産んだ魔物は、人間の言葉がわかるのです。今は、犬の魔物の方を訓練させています」
「よくやったぞイルミネ。これで、魔物に対して魔物をぶつけ、兵の損失を防げるかもしれん。画期的だ。ローズマリー・ナデシコ、お前たちの娘は実に素晴らしい」
「お褒めくださりありがとうございますオズモンド皇帝陛下様ぁ」
「ママ、私今幸せなのー。最初は嫌だったけど。今では、もうこれなしでは生きていけないのぉぉぉぉぉ。あぁ、出るのね。抜けないように固めたドロドロな液。えぇまた産んであげるわ。だからだしなさい。私の愛しいケル」
「あぉぉぉぉぉぉーん」
「また、産むのね。母さんに見せなさい」
魔物の種が卵を捕えると自然と蓋が剥がれて、次の瞬間急激にお腹が大きくなり、出産する。これを3年も耐えているのだ。いかにこの娘たちが優秀かわかるだろう。見届けると寝室へと戻る。
「私も、オズモンド皇帝陛下様との子供が早く欲しいです。今日は一日出し尽くしてくださいませ」
「私も」
「良い良い、2人とも今日は寝かさぬぞ(幻惑剤が聞いて良かった。ナデシコの方はまだ完全には堕ち切っていなかったようだな。まぁ、今日確実に堕とす)」
徹底的にナデシコの方を集中的に責め続け、ローズマリーの嫉妬を誘い。待たせた分、たっぷりと愛し、種をしっかりと植え付ける。
「(ククク。後はクイーンとイーリスだが、イーリスには、何か精神的な心の支えがあるのだろう。この3年快楽を与え続けても決して堕ちずケロッとしているのだ。ファイン以上の強い精神的な何かに興味はあるが。無理に進めれば認識魔法の違和感に勘づかれる恐れがある。ここはじっくりといくとしよう。クイーンは、最後の一押しだからな)」
確実に国民と兵を取り込んでいくオズモンドであった。
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