既に他の方も仰られていることではありますが本作は情景描写と登場人物たちの心の機微が細やかに描かれているため、重厚な人間ドラマとして大変面白く読ませていただきました。お互いのことを想いあっているがゆえに離れなければならない切なさなど、それぞれ登場人物たちが直面する人生のままならなさが物語全体に深みをもたらしています。どなたにでもオススメできる素晴らしい作品です。ぜひご一読ください。
とても丁寧な情景描写に、複雑な人間模様。静かなのに、それでいてぐいぐいと物語に引き込んでいく力の強さに驚きます。突然いなくなった彼女との再会。そこから過去に何が起きていたのかが少しずつ明かされ、繋がっていきます。登場人物全員が物語に重要で、誰一人として欠かせない存在として描かれているのが本当にすごいです。これからどうなるのでしょうか。更新、楽しみにしています。
今もどこか過去に囚われながら毎日をそれぞれ生きる日々その過去には誰しも愛があった、だが想い合っていたのに、想い合っていたが故にすれ違ってしまって時が過ぎてしまっていた、その過去(愛)に寄り添い、それぞれまた想いを思い出す、最高のドラマです傑作です!、それぞれの人生が垣間見え、それぞれの想いが交差してしまう幸せに生きて欲しい、その思いは一つなのにと…是非読んでみてください!時間の無駄にはなりません、生きるということ、愛を考えるきっかけになると思いますみんなに届きますように…!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(145文字)
取りあえず5話まで読了。少し重い設定の恋愛モノ。家族の残した業を背負って生きるヒロイン。突然の別れから 時間の止まってしまった主人公。5年ぶりの再会から 物語は動き始めます。主人公達の再会と再生は 傷ついた人々の癒しへとつながっていくのか?しっかりと書き込まれた情景描写も 秀逸で場面場面の空気感が伝わってきます。文芸よりの作品で ガッツリとした読み応えです。