第二十話
そして、新たに買う土地の
なので俺は
「へえ、もう小屋の増築をするんだ?」
「はい。今の小屋にはベットしか置いてないので、やっぱり
「なるほど。それじゃあ工場に置いてある端材を全部、持って行ってもいいから」
「ありがとうございます!」
俺は、工場にある端材を軽トラの
自分の小屋に戻ってきた俺は、軽トラから端材を
そして俺は、簡単な図面を描いたノートをスマホで
「えー、それでは明日から、洗濯機とトイレを入れる小屋を建てようと思います、それでは」
その動画をユーチューブで
次の日。朝食を食べると早速、小屋を建てることにした。一度、小屋を建てているから、必要なモノも分かる。
朝になるとまた、小屋を建てる作業を続けた。一度、建てているので作業はスムーズだった。束石に長さ三十センチの柱をはめ込む。その柱に板を打ち付けて床にする。更に柱を口の字のように
そして、ふと思いついた。洗濯機を使うには、水と電気が必要だな……。俺はまずこの小屋に、電気を引くことにした。ソーラーパネルを設置して太陽光発電もしようと思っているが、それだけでは天気が悪い日や冬は
なので俺は早速、Z市の電気屋に相談した。そして小屋の場所を確認してもらい、中部電力に連絡してもらった。中部電力によると電柱を立てるため、少し時間がかかるということだった。
俺は電気を引く手続きと同時に、水の引き方も調べていた。まず
湧水を引くためには自治体に
俺は、俺の小屋よりも少し高い位置にあるこ湧水を選んだ。だから俺の小屋まで少しずつだが、水が出た。俺は小屋と畑の間にプラスチック製の桶を置き、そこに水がたまるようにした。これなら小屋に水を持ってきやすいし、畑にも水をまきやすい。
数日かかって湧水を引く作業が終わるとその間に、中部電力が俺の小屋まで電柱を立てて電線を引いてくれた。それから電気屋が小屋にメーターボックスと電気ボックスを付けてくれて、電柱の電線から小屋まで電気を引いてくれた。
それから、トイレも作った。洗濯機の横の床に穴をあけ、
更に、
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