第三章 そうだ! 自分で小屋を増築して、一軒家を建てよう!
第十九話
俺の小屋でビールを飲みながら、俺は
俺はそんなに上手く行くかな、と思ったが慶介はやる気まんまんだった。
「それで今回は良いなと思った
慶介の話によるとその物件は俺が小屋を建てた山にあるが、住宅地に近かった。それで次に日に、俺も一緒に見に行った。それは
「ね、良い
俺は、
「部屋は、いくつあるんだ?」
「はい、五つです。僕もここで
四人か……。それで経営できるのかと聞いてみると、
そうして古民家に満足した慶介は、クラウドファンディングでお金を集めながら会社を
それから一カ月ほど
はっきり言って小屋を建て終わり、畑をつくった動画の視聴回数は少なかった。なのでどうしたら視聴回数が増えるか、
どう増築するか考えていると、アイディアが次々と
洗濯もそうだ。川で洗濯したものをテントにかけて自然乾燥させる方法も、寒くなると難しいだろう。それに
そして、キッチンも必要だ。今までは外で
そして居間には寒さ対策、屋根の雪を
でもこの増築には、お金がかかる。だから今まで
そして
すると増築できるのは、小屋の前面と左側のスペースか……。しばらく考えて、俺はノートに長方形を描き
そして三つの長方形に、文字を書き込んだ。小屋の正面にある長方形には、洗濯機とトイレ。小屋の左側にある長方形には、居間。小屋の左下斜めにある長方形には、キッチンと。うん、これだけ決まればいいか。つまり俺の小屋は、四つの部屋ができることになる。そして、大きな長方形になる。いや、もうこれは小屋とは呼べないな。
だが、ふと思い出した。風呂だ! 風呂をどうしよう?! うーん、洗濯機とトイレを置く部屋に作るか、ユニットバスみたいに。だが、ひらめいた。いや、せっかく大自然に
春は
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