第40話 妖精さんのおやつ?

遅くなりました。すみません。

☆。.:*・゜☆。.:*・゜


ああ、かわいい子たちがいっぱい♪もふもふ♪すべすべ♪

あら?そう言えば何で私のとこには神獣様のお子さんばかり?


〖ん~そりゃあ、これだけ集まっちゃうとね~〗

〖気後れしちゃうでしょうね〗

『あらあらまあまあ、なるほどね』

それはそうよね。神獣さんといえば、そのトップでしょうし、しかも神様の相棒で、そのお子さんじゃ


『こぉんなかわいい赤ちゃんでも強いわよねぇ。ん~もふもふ♪お腹吸っていいかしら?んんん~♪』

『にゃああ~ん』じたばた

すーはー。あ~何でにゃんこのお腹って吸いたくなるのかしら♪もふもふも気持ちいいわ~♪


『おお~い。うちの子、食うなよ』

食べないわよ?あ~もふもふ♪


〖やっぱり愛し子のおばあちゃんなのねぇ〗

〖そうですね。お母様。顔の蕩け具合が〗

〖〖そっくり(です)〗〗


そりゃまあ、

『動物への接し方を教えたのは私だもの?』


〖〖〖納得〗〗〗うんうん

あら、主神様まで⋯違ったわ、皆さんだったわ


あ、そう言えば、エルフさんたちは


『あらあらまあまあ、大変っ』

〖〖〖え?〗〗〗

〖〖うわっ〗〗

〖『おやまあ⋯』〗


『『『『きゅう⋯』』』』


『おいおいっ』

『しっかりするのじゃっ』


ついついこちらに夢中になってたら、エルフさんたちが気絶?してるわっ


『これ!お前たち、どくのじゃ!潰れてるのじゃ!』

『いつから倒れてたんだ?ほら、離れろ!』

仰向けに大の字でひっくり返ってエルフさんたちがピクピクしてるわっ顔が埋もれて見えないけどっ


『あらあらまあまあ、妖精さんと小さい動物さん、あ、鳥さんも?一度離れてあげて~』

山盛りだわっ息できてるのかしら?


『おお?お前たち、吸うな!離せ!』

え?吸う?


『『『『『ちゅー♪』』』』』

『『『『うぅぅ⋯』』』』ぴくぴく


ええ~?何を吸ってるの?


〖あら、どこかで見た光景ね〗

〖そうですね、お母様〗

いやいや、そんな呑気に!?


〖くすくす。ほらほら、君たち、一度離れようね。いくら美味しい魔力でも、勝手に吸ったら嫌われちゃうかもよ?〗

魔力?魔力を吸ってるの?


主神様の嫌われちゃうかも発言が聞いたのか、蜘蛛の子を散らすように妖精さんたちが離れたわ。そうしてようやく


『『『『ふぅ⋯』』』』


まだ気絶はしてるけど、エルフさんたちが開放されたみたいね。良かったわ、息してて。ところで


『妖精さんたちは魔力を吸うの?』

妖精さんたち、普通にお食事してるわよね?


『なんつうか、おやつみたいな感じか?お前さんもよく吸われてるぞ?』

『え?』

ちょっと、料理長さん怖いこと言わないで


『ふふふ。妖精や精霊には好みの魔力があっての?普段は空中に漂う魔力を吸ったりしておるのじゃが、レイの魔力はまだダダ漏れの状態だからのぉ』ふっ

ええ?ダダ漏れ?何それ?


〖魔神、見せてあげたらどうです?その方がわかりやすいのでは?〗

〖う~ん、医神の言うことにも一理あるわね。エルフたちにも起きてもらって、見てもらいましょうか〗

〖いいと思うよ~〗


ええ?どういうこと?


☆。.:*・゜☆。.:*・゜

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