14話 小3と中3
今日もお兄ちゃんと遊べない。
でも、お母さんも今は我慢しないと言って来る。
寂しい
けど、お兄ちゃん会うたびに本を持ってるし、本当に勉強で忙しいみたいだ。
私も我慢しないと
って思ってるのに、
お姉ちゃんが今日来てた、ムカつくし、一緒の勉強のためとはいえずるい。
ーーー
「お兄ちゃん!!今日は遊ぼう!!」
「ごめん、今日は勉強しないと」
「ムー!でもお姉ちゃん来てたじゃん!」
「それは勉強の為だから」
「・・・一人でも出来るじゃん」
「いや、そうだけどやっぱり友達が居る方が楽だし勉強分かりやすいし」
私はお兄ちゃんと居られない。そんな寂しさと、お姉ちゃんは同い年だから一緒に居られる理不尽さが何よりずるかった。
「お兄ちゃんのバカ!!」
「夢ちゃん??」
お兄ちゃんは高校の為、夢の為なのは知っている。でもつい言ってしまった。
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