俺は考えた。

　お姉ちゃんの言ってることは確かに一理ある。でもやはり隠されてことはダメージがデカい。

　だがお姉ちゃんとの思い出はすごく蘇ってくる。自分もあの時の幸せを手放したくないと思っている。

　「やっぱりなぁ、うーんでもなぁ」

　これから、関係を作るのもきついしなぁ

全く決まらない。

　仕方ない。試すか

　「お姉ちゃん！！」

「なに？？決まったの？？」

「もし、本当なら分かるよね」

「うん、いいよ。私はいつでも」

「・・・」

ひとまず、姉の唇をうばおう。

「弟？？」

「出来ない！！あんな知らない人とキスをした姉とは出来ない！！」

「・・・ごめんね」

「・・・やっぱり別れよう」

「えっ？そんな、嫌だよ！！私、弟と別れるなんて」

「永遠じゃない、少し距離置こうってこと」

「・・・いつかは戻れる？？」

「保証はできないけど」

「・・・それなら嫌だ。」

「でも、俺もそれなら、俺は弟としても一緒に居られる気がしない」

　「・・・わかった。」

「うん、」

そして、俺達はカップルから姉弟に戻った。

　訳がない。

　姉と元カノ(理由浮気？？)だからなぁ

　気まずいな。

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