第3話

   「そこまでだ」


思わず足が出てしまった。


  どうしよう、やばい、やばい、この後どうしよう


  「何がそこまでなの?私達はいま遊んでるだけだけど」


「ねぇーアンタ達もそうだよね」

「そうそう、俺たちも遊んでいるだけ」


  服を脱がされている委員長は何も答えない


  「ねぇ」


やばいどうしよう、とりあえず足掻くだけ、足掻くか


  「俺さ、さっきスマホで録画しっちゃたんよね、その楽しそうな遊び」

 バッテリー切れたけど


「へぇー私達を脅そうってことなのね」

「違うよ、平和的解決だよ」


「ねぇアンタさ、さっきからこっち覗いてたの私知ってるよ」

ギック!!つかおわったー


 「アンタさすぐに携帯しまったでしょ、バッテリーでも切れてたの?」

   バラバラだった。めっちゃ冷や汗が出る。

  「、、、」

「黙るってことはほんとなんだ、、」

  こうなったらやることは一つ!!

  

「オリャーー!!」

  ビビリな俺は時々、自分の思いもよらない行動に出る。

彼女の持つスマホを強引に奪った。


「何すんの、、返しないさいよ!!」

「嫌だね...」

男子達はこっちに向かってきた。

 「今だー逃げろー」

「えっ?」

「逃げるしかないよ、この状況」

  もうパンチされるの目の前だし。

   

   こっちに寄ってきた男子はすぐに委員長の方を向くが、

すでに逃げ始めてた。

  その隙におれも逃亡ー


 「何してのよーマヌケーー」



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