編集済
九紫かえで様、こんにちは。犀川よう様のところから参りました。初めまして、豆ははこと申します。
前作も拝読しまして、昔日と今を繰り返すようで繰り返していない。寂しいけど寂しくはない。ここが好きだよ、と心から言っている。そんな印象を持ちました。とても素敵なお話です。
八事周辺に数年住んでいたことがあります。名古屋は今でも好きな土地です。ありがとうございました。
作者からの返信
前作の眠らぬ中京や他作品も含めて、お読みいただきありがとうございます。
七華は一華の話を聞いていてどこか似通っているところがあると思っているから大須商店街ではなぞる様な言動もしていますが、一華とカオル君、七華と仁詩君では違うところもあってその一つが同じ学び舎で過ごした時間があるということになるのでしょうか。そこで出てくる過去と今の対比も味わっていただけたのでしたら幸いです。
名古屋市内に住まわれていたんですね。生活するにはほどほどの良い街とはよくお伺いしています。
派手な出来事は何も起こらずとも、さりげない場面場面で登場人物たちの感情の動きがすっと読み手に響いてくる、素敵な短編でした。前作を読んでない方にも、本作を読み進めるうちに二人の関係性が自然に分かってくる。余分な状況説明などを挟むことなく、時間の経過の中で二人の感情が揺れ、触れ合う。ストレスのない文章で、あっという間に物語の世界に引き込まれました。
甘さを抑えた、洗練された味わいの作品を楽しませていただきました!(*´꒳`*)
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
中京シリーズ(?)はあえて描写を最小限にしているので、読者の想像の余地が大きいところもあるのですが、たった一晩の間の感情の揺れ動きを味わっていただけたのでしたら幸いです。
生まれ育った町にとどまる人と出ていく人、距離はあってもつながっていくことはできるのか、気持ちだけで乗り越えるのは難しいかも知れません。
なのに、その気持ちさえ分からない。それは眠れないよなあ、と思います。
余談ながら。
数年前に金山で泊まって、大阪で言えば天王寺みたいだなと思いました。
関西から実はすぐ近くに、あんな別の大都会があるというのが名古屋の好きなところです。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
素直にわがままを言える子供でも、経験があるから割り切れる大人でもなく、頭でっかちになって迷子になってしまっている七華がいつか未来を見つけてくれるはずです。名古屋で。
名古屋は住んでいるところから近鉄で一本で行けるのですが、地元に近いゆえの安心感と少し遠くまで出かけている旅行感覚の両方があるので、好きな街です。
編集済
>好き同士でもどうにもならないことがあるのもわかるよ。お互いに人生を歩いていけないと思ったのなら、それで別れたって、別々の人と結婚することになったって、それはそれでいいと思う
まだ、恋ができていた頃のあたしは、この気持ちが解らなかった…
だから、相手のいる人を好きになって、その人が振り向いてくれるのが嬉しくて
その日の夜に、別な人を抱いていることが辛くて…
好きなのにどうして一緒にいてくれないの…!?って
すっごく自分を苦しめてたなぁ……ごめんよあたし✨
この二人は、そういうことがもう見え始めてるんですね……将来有望だぁ…✨
でも、なんか胸がいたい…ぅう
追記:レビュー書いてみたんですけど、何か違う💦
これだとちょっとヤな感じするかもしれない💦
すみません、一旦削除してもう一回練ってから再度書かせて下さい💦申し訳ありません
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます!
「七華の恋」でうっすら明かしましたが、七華と仁詩はいい学校に行ってて将来やりたいこともあって、自分が好きな人の人生の重荷になっちゃいけない、邪魔をしてはいけないと思い込んでるんですよね。
もっと子供だったら本能のまま恋心を貫けるし、反対にもっと年をとれば他人のために自分を曲げること・曲げさせることも悪くないってことがわかるようになるのですが、割り切ろうとして全然割り切れていない……まぁ難しいお年頃……なのです。
レビューの件、承知いたしました。お待ちしておりますね☆