応援コメント

第26話 アイガ・モルタスをぐるっと一周する」への応援コメント


  • 編集済

    聖王ルイ? ま、まさか第7回のアレで捕まって身代金払ってようやく開放されたあの人ってわけじゃあないでしょう? 十字軍さえやらなければ聖人を越えた聖人として、晩節を汚すこともなかったのに……と言えたらよいのですが、キリスト教はローマ・カトリック信者以外は人間扱いされないような時代地域ですから。うーん?

    作者からの返信

    その聖王です。
    「十字軍を遠征させる拠点として、フランス南岸に港が欲しい」ということで、土地を買って造らせたのが、本作の舞台となった都市(現エーグ・モルト)です。
    お金が足りなくなって城壁が未完というのも、実話です。
    聖王ルイが綺麗好きだったので、「じゃあ、無料の公衆浴場があってもいいか」ということでエリー達は清潔にしているという設定もあります。
    エリー達がたまに遊びに行く広場には、現在では聖王の銅像が建っています。

    他宗教のことにはあまり触れないようにしているため、本文中には書きませんでしたが、舞台は「対イスラム教徒の防波堤」となるために造られた最前線の軍事拠点です。

    髭に関して。作中の時代より少し前までは、「イスラム教徒が髭を伸ばしているから、カトリック教徒(特に十字軍に参加した騎士)は、『甲冑をつけていても、敵と見分けがつきやすいように』髭は剃っているのが、当たり前でした。それが少し時代が経ち、ちょろちょろと伸ばす人が出てきた……みたいな時期です。

    リュシアンが髭を伸ばしているのは「ここまでイスラム教徒は来させない」という断固たる決意があるから、という設定もあります。
    髭を伸ばしていても異教徒だと疑われる心配がないくらいには、平和な時期です。

    つらつらと書いて恐縮ですが、飢饉、ペスト、戦争とかがない平穏な時期を探して、この時代設定にしました。


    ただ、たしか20年くらいすると大飢饉に襲われます……。エリー達はなんとか生き延びるはず……。

  • ペタンク来た。フランスだと良くやってるよね。

    作者からの返信

    ペタンクはフランス生まれらしいのですが、
    本作の舞台になっているラングドック地方が発祥という説もあるそうなので、出してみました。

  • チェリーのタネが無い(無くなる)のはヴァンが女の子であることの暗喩だったんですね

    作者からの返信

    なくなることに意味はないけど、
    捨てることには何か意味があるかもしれませんね……。