第26話 side トワイライト(2)
「よし! いつも通りにやるよ!」
私は
それがいつも通りの基本戦術。
「はぁ!」
ラミアは
「――はっ!」
もっと広い空間なら技の幅も広がる槍だけど、ここは突き技を選択すべき場所だ。大したダメージにならなかった様だけど、強引に引き抜いて何度でも突き技を放つ。
でも――。
「しゃがんで!」
「了解!」
私のかけ声に
リーダーとして深紅は、パーティ全体の力が高まる効率の良い立ち回りをしてくれる。
「
「ありがと」
こうして
考えなしの
「距離を取るよ!」
「うん」
バッと後ろに
高ランクで知性のあるモンスターは、こういう所が
〈
〈
〈深紅ちゃん身体は小っこいのに可愛い〉
〈
そのまま
でも――。
「――グラビティ!」
魔力を
私たちのサポートに使うなら、効果が多少弱くても十分。
ラミアの動きが
「
私は槍でラミアの
ラミアは
歯を食いしばり、
「そこっ!」
深紅がラミアの
頭部を
ふぅと
「――危ない!」
「え?」
私はバッと深紅へ
「は、ハーピー!? くっ、戦いを
鳥の体に人の顔。
極めて頭脳的で、強かなモンスターだ。
個体の戦闘力は弱いけど、
〈
〈血ぃいいいいいい〉
〈弓攻撃!〉
〈空を飛ぶハーピーは厄介!〉
〈早く治癒魔法ぉおおおおおおお〉
〈素早いハーピーの前で魔力を練られてたまるかよぉおおおおおお〉
「
背中は痛むけど、立てない様な
ソロで戦う場合のセオリーでは、
でも――今はパーティ戦だ。
「そこ!」
「ふっ!」
私は
ハーピーの
その
味方へ当たらないよう涼風が得意な風魔法で操作しながら
「
大ぶりせず、そのまま次の
そのままハーピーは魔石へと姿を変える。
〈ナイスぅううう〉
〈
〈まだ居るんだろ!?
〈うおおおおおおおおおおお〉
―――――――――――
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