第14話 応援
ーー昼食ーー
取り敢えず魔力操作がうまく言った後、トウキは食堂へ移動して真っ白いテーブルを挟んでヒュースと対面した。もらった料理は質素なもので、味気ないものばかりだ。
病院なので贅沢は言えないだろう。
「トウキ君っていつも何してるの?」
「え? ヒュースさんにいっつも看病してもらってます」
「違うよそういうのじゃなくてさ。プライベートだよプライベート」
「あぁ」
突然ヒュースがそんなことを言い出した。プライベートで何をしているのか。
特別変なことはしていない。
強いていうなら、
「師匠から言われた修行をやってますね。あ、おかわり下さい」
「ダメだよ病院食だから! 遠慮しないと」
「あ、はい」
食べすぎはよくないらしい。まあわかるけども。まだ食べ切ってはいないが全部食べてもおそらく満腹にはならない。
「ーー。でもそっかぁ。師匠がいるんだね。学園の先生?」
「違います。もう亡くなっているので」
「ーー。ごめん、変なこと聞いて」
「いえいえ」
トウキは口いっぱいに頬張ると特に何事もないようにそんなことを言った。
何か変なことを言ったような気がするが気のせいだろうか。
『おいおい、空気悪くするなよ』
「へ?」
ミューレに言われてトウキも気づいた。これではまるでミューレともう一生会話できない仲みたいだ。もう死んだのは本当だが、トウキにとっては生きている。
事実上死んでいるだけだ。
ややこしい。
「あ、別に死んでないですよ!! 冗談です! すいません! 師匠にそう言えって言われてて」
『言ってない』
「そ、そうなんだ。変わった師匠さんなんですね」
「それはもう」
『後で修行の量を二倍にしよう』
「でも師匠はすごくいい人なんですよ! 僕のことを第一に考えてくれてて!! 綺麗な人ですし性格もすこぶるいい人です!」
「お、おぉ急にどうしたの?」
「いえいえ」
危なかった。ミューレを怒らせるところだった。修行が2倍になると言われればちょっと冗談じゃ済まない。
リハビリという名の普通量の修行を現在おこなっている自分は、今ですらかなりきつい。
休憩をとりながらと言っても強くなるために手を抜けないのだ。
ともあれ、ミューレはいい人だとは思っている。綺麗だし、僕のために毎晩スケジュールを口ずさんでいるのを知っている。
だからこそ頑張れるのだ。
「へぇ、まぁ充実しているようで安心したなぁ。トウキ君のこと誰も見舞いにこないもんだからさ、君の友達薄情だなてずっと思ってたんだよ」
「あ、あぁ」
最近友達関係のことをよく言われるが何で何だろうか。
確かに友人がいれば見舞いに来るのが普通だ。トウキがおかしいんだろう。
いや、別におかしくはない。
「それよりヒュースさんはこれからどうするんですか?」
「私? えっとねぇって…ちょうど食べたからもう行こっか」
「はい」
昼食を食べた後、何故かヒュースの言う通りに行動しなければならなくなったトウキはその後彼女の事務所へと足を運んだ。
しかし、彼女曰くトウキは異端扱いなため、しっかり見張る必要がある。
だから、
「良い? 何もしない。さんはい!」
彼女の口からではなく、彼に言ってもらわねばならない。そう思って彼に復唱の機を与える。誘い出された彼から出た口は、
「な、何もしない」
ーーっと、なんとなしに冷や汗の様なものが頬を垂れる。その強い意志に負け、しかし何もしないというのはあくまで建前で、彼女の言う通りにしなければいけないという意味では決してない。
「もう一回! 大きな声で!」
「な、何もしません!!」
ないはずだ。しかしながらやはりヒュースはその目に謎の闘志を燃やし、何か覚悟でもした様にトウキの瞳を凝視していた。
それが勢いの原因か、気圧されたトウキに発言権はない様に感じる。
「よし。私は今から本を読む! 私の目の前で座っておきなさい」
そうビシッと言い放って彼女は椅子に座って勉強し始めた。
事務所と言いつつも意外と私物が置かれていて自分の部屋という印象を受ける。
他人に見られる機会がないからと色々置いている様だった。
「は、はい! 失礼します」
トウキはその部屋に緊張しながらも椅子に座る。もう少し殺風景な部屋だと予想していたのに蓋を開ければ女の子の部屋みたいだ。そもそも彼女が23歳と、娘がいる割におかしな年齢となっているがそこは家庭の事情があるのだと思う。当然人様の家庭に足を踏み入れようかという思想はトウキにあるはずもなく、ただじっとヒュースが机と会話する様にぶつぶつと言っている様子を拝見するのみだ。
彼女のその熱心な様子はトウキにとって絵になるものではある。
ーーっが、
それからかれこれ3時間は経っただろうか。ひたすら座っていただけにお尻が痛くなってきた。腰も少し痛い。
あまりにも暇すぎてヒュースに声をかけたくて仕方のない3時間だ。
何もしないというのはこれほど辛いものなのか。いや、トウキはいつも何かしらの行動をとっている。最近は特に詰め込まれた計画をミューレにより示されておりそのミッションをこなす毎日だった。そのせいか板についた労働基準を無視した過労。それが彼を常に突き動かしている。
とうとう耐えられなくなり、トウキは集中する彼女に悪いと思いながらも質問をした。
「なんの本読んでるんですか?」
質問の内容はいたって普通。しかし会話とは元来そういうものだろう。ヒュースも流石に3時間も座らせてはトウキが疲れると気付き、彼の会話に対応した。
「医学書だよ。毎日ちょっとずつ読んでるの」
彼女の手にあるのは大きな医学書だ。トウキが以前読んだ辞書の様な分厚さの本で、それにより嫌な記憶が蘇る。あの頭痛を超越した痛みの底。パンクしそうなほどの知識量が詰め込まれた脳内にある本棚の数々。しかもそれは本棚の上にも下にも隣にも置いたのではないかという許容範囲外の知識の集積。思想回路を壊さんとする勢いのそれらにトウキもお手上げだった。
それを思い出したトウキは苦い顔をしながらも続ける。
「…面白いんですか?」
「面白くはないかなぁ〜。でも私も勉強しないといけないからね」
「その年でも勉強なんですね」
歳でも、と言うより働いている今でも、と言った方が正しい。人に対する礼儀としては失礼という意味でも、実際の言葉の綾という意味でも。彼女はあまりに熱心に本の内容を凝視し、ノートに書いてと繰り返していたものだから、刺激しない様に切実に受け答えした方が適切だ。
ヒュースはいたずらっ子の様に口角を上げると、
「おやおやぁぁ、それは私がおばさんって言いたいのかなぁ〜?」
「い、いえ、そんなことは。すごく若いと思います」
トウキにぐっと顔を近づけるヒュース。女性とこういう話をするのはいつぶりだろうと、女性経験の少なさからの戸惑いは隠しきれなかった。あったとしてそれは、ミラとの会話くらいか。しかし女性とはいえ彼女は幼馴染で、もう一人上げるとしても幽霊かつ師匠であるミューレという人物だ。実感がない、といえばそれまでの人物だろう。
それにヒュースは見たところ余裕のある大人の女性という空気を感じさせる魔性を持っておりそれで尚緊張してしまうのは至極真っ当であるといえた。
それに顔が近い。近すぎる。近距離だ。よくないと思う。
こんなこと意識するんじゃなかったと、トウキは赤面させ、それを見てしまったヒュースもまた少しだけ顔を照れさせる様子を見せた。
「……可愛い…。君って結構ピュアだよねぇ。最近の若い子ってやんちゃな子多いから君みたいな子は珍しいや」
覗かせた際降ってきた髪を耳に巻きたてるヒュースはトウキ目を向けたまま会話をしようと意識を向けた。
「そう、ですか…」
トウキにとって会話以前に女性と2人きりになること自体初めての経験だ。最近では1人でいることは当たり前、それは昔からあまり変わらない気がもする。人とのコミュニケーション以前に誰かとの関わりという点でどうしようもなく欠落した何かが彼にはある。
「君は、ミラン生なんだよね」
「はい、一応」
トウキは少し恥ずかしながらも答える。その様子を見せた理由はすぐに分かる話ではあるが、ヒュースにとっては少なくとも客観的な観点でしかないため疑心を浮かばせるのはある意味必然だ。
「なに一応って。学部は?」
「英雄学科です」
英雄学科。それは文字通り英雄と呼ばれるほどの強者を目的として学ぶ学科であり、設立されたのは100年も前の話だ。
ミラン英傑が学んだとされる学科でもあるためか実習がほぼの特別な学科とも言えるだろう。知識もそうだが、やはり実習が多めともなるとそちらへ傾く、ヒュースは英雄学科についての知識も持っている。それはひとえに患者との会話から娘との家族円満、そして何より純粋な知名度から得たものだ。
「おぉーバッチリ戦闘系だね。きつそー」
「…僕は弱いですから…」
一間置いてからのトウキの言葉に、自身の喪失を感じさせる意思が込められていた。知ってかしらずかヒュースにもそこは少し前から感じ取れていた部分だ。
ミラン生としての威厳。皆共通してどこか自信を僅かながらに持っていて、それが態度に出る。学園が学園であるからこそ得意な科目はずば抜けている者がいくらでもいる。否、そういった人間しかいないというのが英雄学園の特別な事実とも偏見とも言えた。
それがトウキにないと気づくのはそう遅くはなかった。彼の立ち振る舞いや話し方はどこか作っている様な、騙すという言い方はしたくないが、人を騙し、偽物を作る様な話し方の様に感じる。
「ーーーー」
実際トウキは自信のある専門がない。突出した何か、それを欲して、しかしそれが手に入らず自身の喪失となっているのは確かだ。
1番は、入学試験最下位通過。それが彼ーー今のトウキを作り出してしまった元凶と言えるだろう。
とは言え、彼とて無能と言われるほど才能がないわけではない。他のミラン生と正面からぶつかれば当然魔力不足で押し負ける。だから今まで工夫に工夫を重ねてきた。相手の能力を見抜き、弱点をつく戦い方をしてきた。それでようやく相手の土俵に噛み付けるほどにはなれたと思う。
相手の動きや動作を見逃さない。彼は相手を見抜く才能には恵まれていた。それを本人は自負していないところが、欠落の烙印の一つともいえよう。
そんな自信も態度も、強者としてついてくるものではないかと思う時があるが、それはヒュースにとってはまた別だ。だから、
「ふぅん、強いか弱いかは君にとっては大事なの?」
トウキに問う。
強いことはそれほど少年にとって重要であるのか。生きる上で強さとは一つではない。それを彼が分かっているかはヒュースにも分からぬ話ではあるがそれより、少年の意思が今どう説明できようかと知ることから始めなければ。
「それは……勿論そうですよ。強い方がたくさん守れますし、強い方が頼りになります。皆…学校だって…強い人を求めてる」
ある種の普遍の真理とも言える事実をトウキは引っ張り出した。弱いより強い方がいいに決まってる。弱いせいで誇りを失うことだってあるし、将来を嘆く人だっている。そうはなりたくない。もっと自由でいたい。強ければ、いつも感じる劣等感も恥ずかしさも感じずに済むから。そう考えるのは強さゆえのメリットであると思っている。
しかしヒュースからすれば、
「……強さに取り憑かれちゃってるんだね」
固執しすぎた故、しかしそうなるのも必然の話だと分かっていの話だ。何故なら彼がここにきた理由は同級生との喧嘩という話だった。もしこの喧嘩が強さという面で彼に何かを考えさせるきっかけとなったのならそう言った邪に追われるのも納得のいく話だ。
でも結局ヒュースとは考え方が違う。
「……私は弱くても良いと思うけどなぁ」
ヒュースは弱くていいと自身の心内を語った。トウキは驚きと困惑を極める事態に陥ってり、それがヒュースにとってやはり少年は強さに執着心を持っていたのだと確信させる。
「え? な、なんで…ですか?」
トウキにとって理解できない考えだ。
実際は寧ろ意外と単純な話なのではとヒュースは思っている。少年のような人とは何度か会ったことがある。
強くなきゃいけない。強くあることが正義で、強くあることが求められている。強くないと価値はない、強くないと息苦しい。
今まで生きてきてそう思ったことは何回だってあった。だから強くないとダメ。
そう思うにつれ、生き方が限定される。そういう何かに取り憑かれて自滅する
しかしそれは死んでいないだけで、生きた心地はしなかった。毎日同じ学問への執着、それがどれだけの覚悟となったのか。今までの人生の積み重ねを重ねれば重ねるほど、それは重くなっていく。
今でも辛いと思える毎日だ。
それが耐えられているのは、娘であるヒストリアのお陰だろう。
だが、その存在のいない者にどうこれを伝えようか。それは簡単に伝えられるほど軽い言葉ではない。もっと重く、深く、そして繊細な言葉選びを必要とする。
それなのに少年の顔を見て、少し安心したのはそれらを考えた後のことだった。少年の顔はいたってまっすぐで、とても死に急ぐ様には見えない。もっと純粋で、何かを欲している様な目だ。であれば、
「だって弱い人の方が応援したくなるもん。弱くても頑張ってる人を見ると私も頑張ろうってなる。だからいつも辛い時私は娘の顔を見るんだよ。ヒストリアって言うんだけど、いつも学校に残って薬の調合だの開発だのしてるんだ〜。「もう頑張りすぎ」って叫んじゃうくらいさ。でもね、そう言うの見てるとふと思うの。応援してるつもりで、でも実はこっちが密かの応援されてるって。そういう関係って素敵じゃない?」
誰かを思いやれる人だ。それが目の前の少年だ。ならこの言葉も素直に受け止めてほしい。そう願うばかりだった。
そう言う考えもあるんだ、と。弱くても弱い人なりに誰かのためになっている。そう言うこともあるのだと。そんな考え方、少し逃げてると思われるかもだけど、でもーー。
彼に知ってもらいたいのは新しい道だ。逃げ道だ。危なくなったらこの防空壕にでも逃げればいいじゃないかという隠れ家的な存在が必要なのだ。
それを伝えるために、受け入れてもらうために、ヒュースはトウキの反応を待った。
「…確かに素敵…ですね。弱い方がいいって、そんなの初めて聞きました。……じゃあもし、弱い人が強くなったら…ヒュースさんは応援しなくなっちゃうんでしょうか」
弱い人がもし努力して強くなったとして、もし自分が思う様な結果を出せなかった時、その時は「なんであの人は成果が出ているのに」って、応援が嫉妬へ変わったり、それが憎しみに変わったりするかもしれない。それを応援された側が知ったら、本当に辛くなる気がする。
難しい質問だ。気兼ねなくなってきた少年には少し親しみを感じるが、同時に危機も感じる。ここでミスを犯して少年の道がこの先途切れる可能性を考慮して。
でも、
「それ私に聞く?」
そう言って綺麗な笑みを見せるヒュースに少年は少し頬が赤くなる。
応援している側であるヒュースにとって応援をやめるのかと問うのは答えとしては詰まることなく『やめない』に決まってる。でも辞める人間はいるだろうし、それを分からせるというのも難儀なものだ。
それを分かってか分からずか、トウキは、
「いえ…なんか…はい…」
言葉を詰まらせながらも聞かせてほしいと意思を伝えた。
先の言う通り答えにくい質問だし納得しにくいものかもしれないが、実際ヒュースがどうかと問われればそれは勿論、
「応援するよ。強くなっても」
当然『やめるはずもない』。応援したくて応援した手前、じゃあ嫉妬してやめるというのはいくら何でも可哀想だ。
嫉妬しようにも今まで応援してきた実績が、絶対嫉妬の裏にはあるのだから。
「ーーーー」
黙りこくる少年にならこの気持ちもわかるだろうか。誰かを励ますことをしてきたか。恐らくしてきていない少年が、これを実感せずとも理解しろなど無理な話かもしれない。
だからこそ少しでも知ってほしい。
「強くなりたくて今まで頑張ってきたんだから、もっともっと応援してあげないと。あ、でもその前に褒めてあげないとね。こうやってさ」
ヒュースはトウキの頭を優しく撫でる。こうして、応援者としての活動が、少年にとって力になるだろうか。彼が誰かを応援しないというのなら、ヒュースが、彼のことを応援しよう。少なくとも応援された側の気持ちを彼に知ってもらおう。そうすることで、彼にも少しの光がともれば僥倖だ。
「!」
恥ずかしそうにするトウキを見てヒュースは相好を崩しながら、やっぱり情がある子で間違い無い、と思う。
彼にとってこれが少し自信になるし、覚悟にもなる。責任にも。あまりプレッシャーは負わせられない。それでも感じてもらえるなら、それはそれでいい。
こうして、
「じゃあ、あの…ヒュースさん。僕…頑張る、ので…応援……してくれます、か? あっ」
気づけば彼の口から出た言葉。少年がつい口に出し彼自身が驚いてしまうそんな一言。手が震えている。一体少年の人生の裏側はどんな暗闇が住んでいるのだろうか。応援してほしい、そんな一言を言うだけで自分が間違ったことをしたんじゃなかなんてかんくぐる。
でもそれがヒュースの目的だ。その言葉が欲しかった。意思を伝える。距離感の違い。これが医者の仕事だ。寄り添える人に寄り添ってあげる。しかし今回はヒュース自身の変化も施さねばならないものだろう。
同じ取り憑かれたもの同士、
「当たり前だよ。一緒に頑張ろう」
彼女に応援してほしいと思った少年もその言葉が欲しかったのではないか。誰にも応援されていない彼が、誰かを応援したい彼女に、近づいた結果の自然な関係。その関係性がうまく働き、彼を次の段階へと押し上げる。
「ーーーー」
少年の頬に垂れる水滴は、この人生の辛さの集合体か、はたまた単純な歓喜の表れか。恐らく両方だろう。面と向かって言われる恥ずかしさなど捨て、素直に嬉しくて、これが応援されるということなのか、とーー。
だから、
「あ、あの! 半年後に新人王決定戦があるのでその時見に来てください! いい成績が残せる様に頑張ります!」
参加者に送られる一人一枚の劇場チケット。紹介書たるそれを、ヒュースに渡そう。少年の決意が凝り固まってきて、それを溶かした彼女に。
「りょうかい。応援してるよ」
抱き寄せる彼女に、少年は胸を熱くした。応援されるからというより、恐らく自分を見てくれる人がいるということに気づいてしまったから。だから、
「…はい……」
その言葉はトウキの闘志を業火に燃やす劇薬にもなる。
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