第2話

「あ、ゆ」


「おはよう、冬」


「キモ、」


「えっ、どうしたの」


「うるさいのよ!!」


「えぇー!」


どうして、いつもなら元気よく挨拶してくれるのに、ってそうだよ。今ドッキリ中なんだよ。あぁー、帰ったあとが楽しみだな。


「おはよう、秋さん」


隣の席の秋さん

「話しかけないでください」


なるほど、なるほど!いやみんな本気でありがたいな。


「おはよう、カズ」


「うぜぇ」


まさかのカズまで!!


いや、ありがたい。作りとは言え、たまには罵倒されるのも悪くないなぁ。でもこれが続くならごめんだけど、


何と言うか、いつもと違う世界があるって言うか一面があると言うか、

ーーーー

放課後


俺はいつも通り、秋と冬とカズに話しかけるが無視か、嫌だと断られる。


あー、何でだろう!!何でだろうなぁ!!


そして、俺はワクワクした気持ちで家に帰った。


ーーー

扉が開かない?


そうか、まだ入ってくんなってことだね。と言うか、本当になんのお祝いだろう?つかお祝いじゃない可能性もあるなぁ。


まぁ、とりあえず今日くらいは変な一日でもいいよな。


ーーーーーー

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