第3話

なるほど、なるほど、今日は家に入れないと、徹底して居るなぁ。


まぁしっかりお金はあるし、それも計算してのことだろう。


でも、とりあえずここで待ってる方がいいかな?


だけど、扉が開くことはなかった。



あれぇ??


「こんなところに居ないで早く学校に行きなさい」

ゴミを捨てに来たお母さんに言われる。


待って、歯も磨いてないし、シャワーも風呂も入ってない。夜ご飯は我慢するとして、


「クズ、ここに居ないで早く学校に行って」

妹さん?


「キモィ。ゴミみたい」

義妹さん?


二人ともドッキリ継続中とはいえ、流石にお兄ちゃんに言っていい言葉では無いよ。


まぁでも可愛いから許しちゃうんだな、


「分かった、ごめん。ごめん」


そして、学校に行っても仲の良かったメンバーに昨日と同じ対応をされた。


まだ続くの??


ーーーー


そして、今日はバイトだ。


いやぁ、バイトは普段から好きだけど今日はいつもより楽しみだなぁ。ドッキリとはいえ、みんなにあんな態度されるのはきついしなぁ。しかも2日連続で、とりあえずバイト先の人は関わりはないはずだから、


「なんで居るんですか?」


あれぇ?

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