第61話 この中に一人、抱きついて放してくれない人がいる
オレたちは併設された専用ラウンジからスイートルームへと向かった。
ドアを開けると、一瞬の静寂が広がった。
まず目に飛び込んできたのは、部屋のほぼ全面を取る大きな窓から見える圧巻の夕焼け景色だった。
東京のビル群がオレンジに染まり、空の色彩が日が暮れるのを待ちわびるかのように変化していく様子が、大きな窓からリアルタイムで楽しむことができる。
真白さんが「おぉ……」と感嘆の声を漏らした。
部屋の内装もその美景に負けないほどの豪華さだった。
中央には大きなシャンデリアが吊るされている。
ハイエンドなソファーやテーブルが配置され、部屋の各所には上質なアートが飾られている。
壁紙やカーテン、家具の色合いも統一されており、落ち着いた色味が上品な雰囲気を醸し出していた。
また、別のスペースにビュッフェスタイルの料理が並べられており、シェフが最終的な仕上げをしていた。
窓のすぐそばには、小さなステージが設置されており、後ほどのエンターテインメントのための機材が待機していた。
ステージの向かいには、大型のプロジェクタースクリーンが準備され、ハルカたちの戦闘のハイライトが映し出される予定だった。
スイートルームの一角には、バーカウンターがあり、ホテルスタッフがウェルカムドリンクを用意していた。夕焼けをバックに、彼がグラスに注ぐ飲み物がキラキラと輝いて見えた。
オレはステージへと向かった。
そして、集まったみんなに対して口を開く。
「皆さん、こんばんは。本日は、横浜を救ったこの祝勝会にお越しいただき、心から感謝いたします」
全員の顔を見回す。誰もがオレを見つめていた。
「私たちが横浜を救うにあたり、たくさんの困難や危機に見舞われました。しかし、それを乗り越えることができました。それはなぜでしょうか? 私だけの力では無理でした。みなさんの力と支えがあったからです」
オレが言うと、みんなはそれぞれの反応を見せた。真白さんは嬉しそうにしていた。小早川沙月は少し照れ臭そうだった。水無月璃音は楽しげにオレの様子を見守っていた。鉄浄さんは少し高揚したような顔をしていた。
開始を知らせるオレのスピーチ中に、打合せ通りスタッフがドリンクを配っていく。
「今宵は、その勝利を皆さんとともに祝う特別な夜です。後ほど、スペシャルなゲストも来ます。このホテル、ユートピアパレス東京の素晴らしい雰囲気の中、大いに楽しみましょう!」
オレの手元にもスタッフからドリンクが配られる。
スタッフに用意させた特別なドリンクだ。
それは「月の精霊」と名付けたカクテルだった。
美しい青い液体の中に、銀の
夕焼けの中にキラキラと輝くそれは、幻想的ですらあった。
大人用はジンベースにブルーキュラソー、ココナッツクリームに食用グリッター。
未成年用にはソーダをベースにブルベリーシロップにココナッツクリーム、そして食用グリッターだ。
全員がドリンクを手にしているのを確認し、自分のグラスを上に持ち上げた。
「乾杯」
そしてパーティが始まった。
クールジャズの音楽が流れ始める。
巨大なプロジェクターには真白さんが精霊を巧みに操り、イベント会場で観客を守る姿が映し出される。
それはしばらくすれば、小早川沙月が日本刀で精霊を切り伏せる姿に変わるはずだった。
ビュッフェ形式でそれぞれが談笑しながら、好きな料理を手に取っていく。
水無月璃音が料理の乗った皿を片手に近づいてくる。
「遥さん、お疲れ様。今日は呼んでくれてありがとうございます」
すまし顔でそういう彼女に、オレは笑顔で応える。
「こちらこそ来てくれてありがとう。まさか、君を呼ばないわけにはいかないでしょう。水無月璃音さん」
その理由はここでは言えない。水無月璃音が
身元が割れた暴露屋なんて、消されるか、脅迫されて利用されるだけだ。
もしくは、明日をも知れぬ逃亡生活か。
いずれにせよろくなものではない。
このことはオレ以外の誰にも伝えるつもりはなかった。
また、そんな恐るべき暴露屋と敵対してもいいことはないので、良好な関係を築いておきたい。それもあって今日のパーティに呼んだ。
今日のパーティの目的があった。
まず第一に、この一連の騒動を通じて協力した人物たちとの絆をさらに深めること。
今回協力した人間は、それぞれ有望な人間たちだ。
前回の世界線では死亡していた可能性が高いとはいえ、小早川沙月は才気あふれる人間だ。
また、鈴木鉄浄は鍛冶技能の世界最高峰。
鈴木真白も死亡していただろうが、彼女は精霊の加護持ち。
そして、水無月璃音は現代情報戦最強の情報屋だ。
どれも敵対することは避けたいし、良好な関係を築いておきたい。
そして第二に、事務所メンバーのモチベーションを高めること。何かで成功を収めれば、楽しいことが待っていると体験させることで、意欲的になるだろう。
さらに、正直な話、税金対策の意味合いもあった。
特に、スライムゼリーの商売での成功は目を見張るものがあった。
オレは約百万円で買えるだけスライムゼリーを購入した。一個五百円で手に入れたそのゼリーを、ポーションとしての新たな使い方を広めることで、その価値を数十倍にまで高めて売却することができたのだ。
その収益はもちろんオレのものだったが、それを直接金銭として仲間たちに分け与えるのは何となく違うと感じていた。
だから、その収益を祝勝会の経費として使い、仲間たちのモチベーションをさらに高めることを選んだ。
つまり、このパーティは今後のために、人間関係への投資として行ったものだ。
だというのに、水無月璃音は何か不満そうな顔をしている。
「……水無月璃音さん。どうした?」
いうと水無月璃音は「あーあ」と声を出した。
「遥さんは冷たいですねえ。あー冷たい。ほんっとうに冷たい人です。氷でできてます? もしかして」
「……話がつかめないが」
「横浜の一件が終わったから、チーム解消。もう終わりってことですか?」
「ええと……」
「璃音」
水無月璃音が片目を瞑る。
「璃音って呼んでください。そういう約束でしたよね」
「ああ、なるほど」
チームを組んでいる間は名前で呼び合うという約束をしていた。
だがチーム解消しても、そう呼び合いたいということ、それはつまり、これからも良好な関係を維持していきたいという意志表示だった。
「悪かった。璃音。これからもよろしく」
いうと璃音は、どこかすねたような顔から、少し嬉しそうな顔になる。
「じゃあ、友達ですね? 遥くん。あ、これ、おいしかったですよ」
そういって小さなカップをオレに渡してくる。
深い緑がかった灰色のスープだ。
濁った液体の中には不規則に刻まれたピクルスや黒っぽい野菜の断片が浮かんでおり、その姿はまるで沼地のよう。
スープの表面には時折、小さな気泡が浮かび上がる。
「……なんだこれ」
「おいしいですよ?」
まあ、さすがに食えないモノは出ないだろ……。
そう思ってオレは渡された小さなスープカップに口をつける。
酸っぱさと塩味、そして微かな苦味が混ざり合った複雑な味わい。
初めての舌触りは驚きを隠せないものの、その後に続く深い旨味や微細なスパイスが後を引く不思議な魅力を持っているようにも感じる。
「……わりと、うまいな」
「でしょう?」
璃音は嬉しそうにいった。
「ああ、これは、不思議な魅力がある」
「よかった。じゃあ、他の人を紹介してもらっていいですか?」
オレは、軽い足取りで歩く璃音の後を追った。
その先にいたのは真白さんと小早川沙月だ。
オレと璃音は真白さんと小早川沙月がいるテーブルへと近づいていった。
彼女たちのテーブルには様々な料理が並べられ、笑顔でおしゃべりをしている様子だった。
「真白さん、小早川沙月さん、仲良くやっているようだね」
「ハルカさん! 真白ちゃん、かわいいし、いい子すぎます……!」
「む……わたしのほうがお姉さんなんですけど。というか沙月ちゃんは、ハルカくんには敬語なんですねぇ」
「こちら、知っているかもしれないが、水無月璃音さん」
オレが言うと璃音が口を開いた。
「真白さん、沙月さん、こんばんは。初めまして。一応アイドルをやっています。知ってくれていたら嬉しいな」
すると、真白さんは璃音の姿を見て目を輝かせた。
「ああ、水無月璃音さん! やっぱり、本物の水無月璃音さんですよね!? わたしあなたの歌、大好きです! 今日はありがとう! あえて嬉しいです! 握手してもいいですか!?」
言って真白さんと璃音が握手をする。
一方、小早川沙月は璃音をじっと見つめ、少し警戒した様子で言った。
「初めまして、私は小早川沙月です。アイドル、なんですね。どうして今日はここに?」
璃音は笑顔で応える。
「ありがとうございます。実は遥くんとは昔からの友人なんです」
あ、そういう流れなのか?
たしかに、そうでもないと繋がりがあるのがおかしいか。
一応話に乗っておこう。
「ああ。そうなんだ。璃音とは昔からの友人でね。今回、イベント会場が襲われているっていうことで、そのあたりの情報を調べるのに
「そうなんですよ。私は案外情報通なんですよ」
璃音はそういうが、実際は
「今日は、彼のおかげで皆さんと楽しい時間を過ごすことができそうですね」
璃音がさすが現役アイドルといえるほどの笑顔を浮かべる。
オレは間に入り、紹介を進める。
「小早川沙月さん、真白さん、璃音の協力がなければ、今日の祝勝会は実現しなかったかもしれない」
小早川沙月は、ハルカの言葉を受けて、璃音に手を差し伸べた。
「そうなんですね。ハルカさんがそういうのであれば、今日は一緒に楽しい時間を過ごしましょう」
真白さんも頷いていた。
オレは三人をその場に残して、鉄浄さんのほうへと向かう。
鉄浄さんはバーカウンター近くのソファに沈んでいた。目の前のテーブルには空になったグラスやボトルが置かれている。
「ちょっと飲みすぎたかな……」
彼の近くでは妻が背中をさすっている。
近づくと鉄浄と目が合う。
彼は先ほどまでのぐったり具合が嘘のように立ち上がる。
しかし、足取りはふらついていた。
「ハルカくーん!」
鉄浄さんはさすが職人といった大声を出し、会場中の注目を集めた。
「鉄浄さん、大丈夫ですか?」
「ああ、大丈夫、大丈夫だ。それより、遥くん!」
その勢いに僅かに押されてしまう。
前回の世界線の鉄浄が思い起こされたことも原因だろう。
「遥くん!」
強い力で抱きしめられる。
遠くで真白さんの「お父さん!?」という声が聞こえた。
「……ありがとう。本当に、ありがとう。遥くん」
鉄浄さんは震える声で言った。
「……もし、君がいなかったら、あの時、わしは借金で……わしの大切な家族を失っていたかもしれん……。工房も続けられずに、潰れただろう……」
鉄浄さんの声はそれなりにしっかりはしていた。
もしかしたら、そこまで酔っていないのかもしれない。
彼が言えずにいたことを、オレに伝えようとしているように感じた。
鉄浄さんは息を吸い込み、しばらくの沈黙を経て、再び話し始めた。やはり声は震えていた。
彼はまるで、顔を見られたくないというように、オレをさらに強く抱きしめた。
「だが、遥くんのおかげで、今も娘は無事だ。家族全員が、笑顔で暮らしている……。しかも、わしの鍛冶の技術も上がっていて、新たな可能性を見つけることもできた」
まるでしゃくりあげるような声が耳元で聞こえる。
「あの暗く、絶望的な日々から、こんなに明るく楽しい日常を手に入れることができるなんて……あの時は想像もできなかった」
鉄浄さんは目元をぬぐい、オレを離す。
それからオレの手をとった。
「本当に、本当にありがとう、遥くん。今日のこの楽しい時間、これもすべて君のおかげだ」
彼はグラスを持ち上げ、ハルカの方へ傾けた。
「さあ、一緒に飲もう! マッカランの25年のストレートは最高だった! これを彼に一つ頼む!」
「お。それは楽しみですね」
しかし、鉄浄さんの奥さんが言う。
「ダメですよ。あなた。風見さんはしっかりして見えるけど未成年なんだから……」
「そうか。そうだったな……。遥くんはまだ未成年か。それなのに、本当に、ありがとう……。君がいなかったらなんて、わしは考えたくもない……」
鉄浄さんは潤んだ目で言う。
――マッカランの25年か。飲みたかったな……。
さて、そろそろか。
「では、特別ゲストを呼び出します。みなさん、ご注目を」
オレは精霊召喚の呪文を唱える。
魔法陣が広がり、神秘的な空気を演出する。
会場の誰もが興味深く見守っていた。
大きな狼が現れた。
純白の毛並みの、美しい狼だ。
その狼は舌をだらんとだして、目線だけで上空を見るようなアホ面を晒していた。
「ハッハッ……余は精霊王である……ハッハッ……」
何とも言えない微妙な空気が会場に満ちた。
「……今はあほの演技しなくて大丈夫だからな。伝え忘れてて悪かった」
オレが言うと、狼の視線に知性が宿る。
眼差しだけで深い理性と知能を感じさせる顔だ。
しかし先ほどの顔のせいで、普段バカだけど一瞬だけ頭よさそうになる犬のように見えてしまう。
「余は精霊王である。此度、こちらの人間、遥と盟約を結ぶこととなった。よしなに」
威厳たっぷりの口調だった。だが出現した瞬間のせいで、威厳は一切感じられなかった。
「わーー! もふもふですっ……!」
真白さんが突撃してきた。
「あーーー。かわいい。かわいい! 十年ぶりのもふもふです!」
真白さんは精霊王のもふもふに埋もれていた。
「や、やめよ。精霊王をなんと心得る。こら、やめよ……。しかし、主はうまそうだな……」
オレがギロリと精霊王を見ると、精霊王はびくんと身体を震わせてから言う。
「いや……食べてしまいたいほどかわいいという意味よ。実に愛らしい幼子であるな」
「幼子!?」
その様子を目の端に捉えながら、オレは紹介を続ける。
「こちらは月の精霊王だ。先日から我が事務所の所員犬となった」
社員犬や社員猫などは、未来じゃわりと知られていた。この時代からあったかどうかは分からないが。
真白さんが、「ほら、遊んであげましょう。ひーちゃん、おいで」と、中級火精霊の特殊個体を呼びだす。
すると精霊王を見たひーちゃんは、びくん! と跳ねたあとぶるぶると震えていた。
「名前はあるんですか?」という真白さんの質問に、オレは精霊王を見る。
精霊王は首を横に振る。
彼らは個体がなんとなくわかるため、個体識別用の名称を必要としない。つまり、名前がないのだ。
多くの場合は、契約した精霊術師が決める。
どうするかな。まあ、わかりやすいほうがいいだろう。
「月子だ」
「月子ちゃんっ! かわいいね~。もふもふだねぇ~。ひーちゃんも、もふもふしよっ!」
ひーちゃんが真白さんに引っ張られ、もふもふに接触させられる。
ひーちゃんは可哀想なくらいに固まっていた。
その後に、オレと月子の合作である記念品を全員に贈呈した。
宝石の中に月精霊の力を封じたブローチだ。
多少のダメージを軽減してくれる魔道具でもある。
「こんな場所で恐縮ではあるが次の目標だ。土地を買おうと思う」
「土地ですか?」
と真白さんが聞いてくる。
「ああ。とある土地に、未発見のダンジョンがある可能性が高い」
高い――というかオレは知っている。
それは栃木県日光市にほど近い山間だ。
そこにはモンスターのほとんど湧かないダンジョンが存在している。
ダンジョンの中に海があり、山があり、草原があり、湖がある。様々なリゾートが一か所で楽しめるような場所だ。
未来ではリゾートダンジョンとして有名になった。だが、すぐに所有者が死亡して持ち主が変わるなど、きな臭い事件が起きている場所だ。
これを、手に入れる。
法律上、ダンジョンがある土地の所有はできる。
ダンジョンが発見された土地は、通常、ギルドや政府が危険区域として一時的に管理する。
しかし、特定の個人や団体がその土地の安全な管理を可能とする計画を持っている場合、特例申請が許可されることもある。
このダンジョンはモンスターがほとんど現れないということもあり、所有することは比較的容易だと思える。
ダンジョンの入り口は狭くとも、中には広大な土地が広がっている。
費用対効果がここまで高いものも、そうそうないだろう。
だからオレは日光市の山を買い取るつもりだった。
「そのあたりで、鉄浄さんには契約関連のことを頼ることになるから、よろしく頼む」
ということで、オレは早速山間のリゾートダンジョンを手に入れるべく行動を開始することになる。
今は世間も夏休みに入ってすぐだ。
早めに山を手に入れ、動画でそのリゾートを周知し、夏休み中に高級リゾートとして活用できるようにするのだ。
◆リザルト
◇事務所『遥かなるミライ』新入所員
No.003 月子(特記事項:社員犬)
◇ホテルスイートルームの使用料:
スイートルーム(一晩の宿泊を含む): ¥1,900,000
食事(ビュッフェ形式):
1人当たり:¥15,000
合計:¥105,000(7人分)
ドリンク:
合計: ¥300,000
その他経費:
合計: ¥70,000
総計:▲¥2,275,000
◇モチベーション推移
[No.001] 鈴木真白
特記事項: 精霊の加護
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モチベーション:★★★☆
↓
モチベーション:★★★★★
状態: とてもやる気が満ち溢れている!
---------------------------------
[No.002] 鈴木鉄浄
特記事項: 鍛冶スキルB+ → A-
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モチベーション:★★★☆
↓
モチベーション:★★★★☆
状態: かなりやる気に満ちている!
---------------------------------
[No.003] 月子
特記事項: 社員犬
---------------------------------
モチベーション:★★☆
↓
モチベーション:★★★☆
状態: 元気に尾を振っている!
---------------------------------
関係者:小早川沙月
特記事項: 剣術系配信者
---------------------------------
モチベーション:★★★☆
↓
モチベーション:★★★★☆
状態: キラキラとした目で前を見据えている!
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関係者:水無月璃音
特記事項: アイドル
---------------------------------
モチベーション:★★★☆
↓
モチベーション:★★★★☆
状態: 楽しそうに微笑んでいる!
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あとがき
皆様、ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます!
今回は祝勝会です!
ちょっと分量は多めかも。
次はリゾート地の購入ですね!
土地持ちは強いですね!
もっと面白くしていきますよ!
ですので★とフォローとコメントで私のモチベーションを高めてください。
やる気があると書く速度めっちゃあがります!
たくさん読んでいただき、反応をいただき、本当に感謝しています!
このまま、いけるところまでいけたらさらに嬉しいです……!
これからも、皆様に喜んでいただけるような作品をお届けするために頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします!
もちぱん太郎
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