第20話 魔素の淀みと穢れた地

 半ダンジョン化し、どす黒いもやのようなモノが立ち込める集落跡地に突入した4人とオレオル。


 5人それぞれが浄化装置をつけているため、体調に影響がでる程では無いものの穢れた魔素で身体が重く感じる。


 先程の爆発で全体の約7割が消失したため、突入してすぐは魔物の残りは後わずかとなっていた。


 だが爆発が収まってしばらく経ち、結界なしでも人が近づける様になる頃には、どす黒い淀んだ魔素の沼から這い出るようにして魔物が再び湧き始めていた。


 なぜせっかく山火事になりかけてまで一掃した魔物がこんな短時間で戻りつつあるのか。


 それは、発生源のどす黒い沼は聖属性で浄化されたわけではないので爆発前と何も変わらずノーダメージでそこに健在だからだ。


 そのため、現在も淀んだ魔素の沼からは魔物は次々と生み出され続けている。


 中央の広場付近は爆心地に近かったので建物は一つも残っていないし、魔物も一度一掃されたために今はまだ数が少ないが、早くしないと復活して元通りになってしまうだろう。


 またその生み出され続けている魔物だが、魔物とは基本的に淀んだ魔素や穢れた地のどす黒い魔素溜まりから発生するモノである。

 それらは生き物ではなく、かつての生き物であったものの『想いの残滓』だ。


 だからアレらは魔"物"と呼ばれている。


 わかりやすくいうと、スライムの魔獣をのみこみスライムの『想いの残滓』を元にした魔物はスライムの魔物となる。


 またそんな魔物だが、ちょっとした淀みから生み出される様な弱い魔物ならば、この世界のどこででも発生しうるモノだ。

 そしてその程度の魔物ならば戦闘素人であっても簡単に対処できるため、たいしたことはない。


 だがここの集落跡のように、淀んだ魔素が溜まりすぎた結果重みを増して液状化し、沼のようになってしまうと素人では到底対処しきれない。

 そのため冒険者などによる専門の人の対応が必要になってくるのだ。


 そしてその魔物討伐だが、きちんとしたやり方さえ知っていて手段が揃っていれば余程の大物でもない限り初級冒険者でも倒すのは簡単だ。

 聖属性の攻撃をすれば浄化されて消え去るし、聖属性でなくても一定以上のダメージを与えればその形を保てなくなり消え去る。


 極めつけが魔物は魔獣と違って死体が残らないから後始末も必要ないからだ。


 なぜ死体が残らないのかというと、突き詰めてしまえば魔物とは穢れた魔素の塊でしかないからだ。

 魔物を倒す事=穢れた魔素や魔力の塊を浄化、もしくは霧散させて処理する事である。

 だから魔物は死体にならず倒すと光になって消えていくのだ。

 稀に大物を倒した時に核が残ることはあるがその場合でもそこに残るのは大きな魔石のみだ。


 とまあここまで説明したところで現在この集落跡地の状態に戻るが、現在この集落跡地は何度も言うように淀んだ魔素が沼のように地面に広がりそこから魔物が次々と湧き出ている状態だ。


 その状態がどれほどなのかを詳しく説明するには穢れのランク分けについて説明する必要があるだろう。


 淀みや穢れはこの大陸において、大きくわけて4段階に分けられてランク付けされている。


 1段階目は簡単に言うとただの〈虫〉だ。

 風が吹かなかったりとちょっとした事でも起こりうる現象で、魔素の淀みから1体の魔物が生まれた状態を指す。

 これは風の少ない日などは特に空気中の魔素も停滞し淀みやすく、街中などでも普通にあちこちで出現するのでよく見るし、そういう魔物は小さくて弱いので素人でも簡単に対処可能だ。

 街中などで小さな虫を見かけた時と同じような扱いだと言えばわかりやすいだろうか。

 両手ぱちんで消されておしまいだ。


 2段階目は〈沼〉になった状態。

 地形的な要因など、何らかの事が原因で淀んだ魔素が1箇所に大量に集まり濃くなり凝縮され重みを増した事で液状化、地面に溜まってしまった状態を指す。

 この状態でできた沼を通称〈淀み沼〉と言ったりする。この辺りから専門の人による対応が必要になってくるが、大きすぎないものであれば一般的な力量の聖属性持ちならば対処出来ることも多い。


 3段階は〈ダンジョン化〉。

 地面に溜まった高濃度の淀んだ魔素の沼が時間の経過と共に魔物を生み出し続け、魔物の放つ穢れた魔素によって沼が肥大化。

 それにより空気中にまで淀んだ魔素が充満し、淀み沼の濃度も増加。

 液体からさらに状態が悪化し沼の一部が結晶化してしまい、辺り一帯を覆うまでになってしまった状態を指す。

 これができると大体の場合、周辺一帯は高濃度の魔素による影響で空間が歪み、異次元化する。

 異次元化した後は様々変化する事が知られているが、一般的には洞窟内等に出来やすく、『ダンジョン』と呼ばれる迷宮になることが多い。


 最後、4段階目。

 結論から言うと、『どこかのバカが故意にやらかした時』だ。

 基本的に魔素は空気のこもりやすい場所で淀むので、風が吹き抜けられる開けた土地ではまずよどまない。

 つまりこれは、3段階目で結晶が生まれてなお、"開けた地形の場所だった"などから穢れた魔素の拡大が止まらず、地域ひとつを全て呑み込んでしまった状態を指す。

 ここまで来ると国家の危機であり、対処もかなり難しくなるが、基本的にはここまでになる前に国の組織などが動いて対処される。



 オレオルが前にヒルダばあちゃんにこの説明を受けた時に連れていかれたところはギリギリ2段階目〈沼〉に差し掛かったくらいの所だった。


 今回のこれは2段階目の後半も後半。

 あと少しで3段階目〈ダンジョン化〉に突入し魔物の強さが跳ね上がっていただろう。

 それができていれば、だが。


 前回ヒルダばあちゃんに連れていかれた所と比べると今回のこの淀み沼の大きさは倍くらい大きい。それを踏まえると今回の集落跡地の対処の厄介さは言うまでもないだろう。


 この集落跡地は発見があと少し遅ければ、一気に4段階目まで進み、穢れた地にまでなってしまっていた事が予想できる。

 なぜならここは開けた地形で淀んだ魔素が留まるような場所ではないからだ。

 そのためダンジョン化した後も留まる事なく沼の規模は拡大し、周囲へと広がり続けていただろう。


 そこで1つ、そもそもなぜ洞窟でもないこんな開けた所にここまで高濃度の淀んだ魔素が溜まっているのかという疑問も出てくる。

 だが、これに関しての詳細はここの対処浄化をした後にギルドに報告して調査される事になるだろうから今はひとまずいいとする。


 さて、現状がわかったところで今もオレオルの目の前で生み出され続けている魔物に戻ろう。


 爆発が収まってすぐ、まだ熱も完全には冷めていないタイミングで最初に生み出されたのはオークだった。


 杖を持っているので魔法を使ってくるかもしれないが、おそらく元はここに住んでいた住民の残滓とその住民が飼育していた家畜だろうと思う。


 次がオコッコとウコッコ。

 魔獣のオコッコとウコッコは地面基準で大人の人の膝までの半分より少し上くらいの大きさしかないが、この魔物のオコッコとウコッコは人の膝どころか腰くらいまである大きな個体が複数みえる。


 これも元はここで飼われていた魔獣のオコッコとウコッコが淀み沼に飲み込まれて魔物化したものだろうが大きくなりすぎている。


 魔物が元にした魔獣よりも大きくなっているという事はそれだけ状態が悪化していると言う事だ。


 なぜなら元々魔物は淀みの沼が広がっていく過程で呑み込まれた様々なものが元となって発生するようになるもので、最初は其の呑み込んだものと同じ姿のものを生みだすが、時間の経過と共に混ざり合い変化していくと言われているからだ。


 これは学者などの間で今も研究され続けている事で呑み込んだ生物から、魔物を生み出すための元となる情報を収集していて、『想いの残滓』である穢れた魔素が凝縮される過程でどんどん混ざるからなのではと推測されている。




 *




 戦闘開始の一番槍はアレクだった。


「数が増えすぎる前に行くぜ! 」


 魔物達の注目を集めるようにそう叫びながらアレクがオークに向かって飛び出した。

 そして、大きな大剣でオークの振り下ろしを逸らして受け流すと、そのまま切りつけた。


「オラァァア!! 」


 アレクさん大剣の扱いが上手い…!


「ブゴッ!? ブモォォォォォオオオ!!! 」


 オークは切りつけられた直後少しひるんだがすぐに復活し痛みに声をあげると、アレクを睨みつける。


 そしてその怒りのままに手に持つ巨大な杖を再び振り下ろした。


 今度も逸らして受け流そうとしたが今度は力が強かったために受け流せず、アレクの体勢が崩れた。


 その隙にすかさずアレクに向かって突進するオコッコとウコッコ。


 だがそれはアレクにとって想定通りの行動でしかなく、アントンが弓で2匹とも射って仕留めた。


「背後とったよ! 」


 オーク達がアレクとアントンの2人に気を取られた隙──

 リリアの魔法で姿と気配を消していたセレーナがオークの背後をとっており、言葉と同時にオークを巨大な十字架で殴りつけた。


「ブモァァァァァアアア…」


 さすが聖遺物と言うべきなのだろう。

 魔力を纏った"十字架ちゃん"で一発殴られただけで、魔物は形を失い浄化されてキラキラと銀色の光になって消えていく。


 オレオルは穢れた魔物があんなにあっさり浄化され消えていくのを初めて見た。


 オレオルも小型の魔物くらいだったら、自分の魔力を込めた拳一発で浄化させ消滅させる事は多々ある。

 というか毎回そうだ。

 そのため魔物が一発で消えていくのは見慣れた光景ではあった。

 だが、あそこまでの大きさの魔物が一撃で消えていくのはさすがのオレオルでも衝撃的な光景だった。


「さすが聖遺物…」


 感心してそうつぶやいてから、ふと思う。


「あぁ…あんな感じで1回殴ればすぐ浄化されて消えていくからその爽快感から戦闘にハマったのか…セレーナさん」


 なんか納得したわ…


「いえ、あの十字架を使い出してから前より悪化したのは確かですが、セレーナはそれ以前からあんな感じでしたよ」


 アントンが即座に否定してきた。


「えぇぇ…」


 根っからの戦闘好きだったのか…セレーナさん。

 いや、順番が逆か。

 聖遺物が鈍器になったから戦闘狂になったのではなく、戦闘狂だったから聖遺物が鈍器になってくれたんだ。


 そりゃ殴るのが専門なあの聖遺物が気に入るわけだわ。


 セレーナさん普通にやばい。


「っ!? オレオルくん!! うしろ!! 」


 魔物相手に無双するセレーナを見て、呑気に考え込むオレオル。

 その背後に、突如、魔物が発生した。


 オレオルの腰ほども高さのあるスライムだ。


 オレオルの背後で魔物の気配を察知してすぐ──

 アントンは焦って叫んだ。


 だがオレオルはすでに持ち前の莫大すぎる魔力を拳に込め、じいちゃん直伝の格闘術と〈属性なし魔法〉に分類されている【身体強化】の魔法で大きく跳び上がってそのスライムに突っ込んでいた。


 そう、条件反射と言うやつだ。


「びっくりさせんな! このアホたれ!! 」


 言葉と同時にオレオルの拳がスライムに突き刺さる。


「スライムに打撃はっ! 」


 スライムに埋もれたオレオルの右腕を見て、焦ったリリアの声が聞こえたが、オレオルは大丈夫だと声を上げた。


「ピキィー…」


 一撃で浄化されて消えていくスライム…


 オレオルの拳に込められていた強すぎる聖属性の魔力がスライムの体内で爆発したためだ。


「スライムを…拳で…」


「なんて魔力ゴリ押し戦法…」


 おそらく2人はオレオルの護衛係として、近くで守りながら戦ってくれていたのだろう。

 そのリリアとアントンがそれぞれ呟いた。


「あのくらいの魔物なら殴ったら一発なので大丈夫なんです」


 怖いし殴ると自分の手も痛いから戦闘メインにするのは絶対に嫌だけど!


 オレオルはよっぽどの魔物じゃない限り一通り困らない程度にはロウルから鍛えられていた。


「これならワタシ達ももっと積極的に戦闘に参加しても大丈夫そうね」


「そうですね」


 そう言ってリリアさんが範囲魔法を唱えようとしたのでオレオルは慌てて待ったをかける。


「魔法使う前にその杖と弓に聖属性を付与してもいいですか? 」


 オレオルのその言葉にびっくりした2人。

 だが、魔物に対して弱点である聖属性を武器に付与できるというのだから断る理由はない。


 杖に聖属性を付与すると、その杖を使って発動された魔法や魔術全てに聖属性がのっかるようになるので、魔物の殲滅は一気に楽になるだろう。


 弓でも同様で射った相手を中心にその周辺を浄化させる爆発を起こす事ができるようになる。


「お願い!」

「頼みます」


 オレオルは2人の武器に触れてそれぞれに魔力を流す。


「【聖なる祝福】! 」


 オレオルが触れている部分から強い銀色の輝きが放たれる。


 その光は辺りに広がっていくと周囲の穢れた魔素を少しの範囲浄化してから収まった。


「す、すごいわね」


「オレオル君、ありがとうございます」


「い、いえ」


 俺は強い魔物相手にはこれくらいしか力になれそうにないし、完全なお荷物にならないためにもこれくらいはなんて事ない。


「これであそこにいるザコ程度なら一発で浄化できるようになったと思います」


 オレオルは少し先のところでかたまっているスライムやオコッコ、ウコッコ、ワードックを指差して言った。


「ですがさっきのオーク程大型の魔物になると一撃とは行かないかもしれないので気をつけてください」


 今度はセレーナが殴り飛ばして浄化させたオークを指してそう言った。


「す、すごいわね…わかったわ…」


「い、一撃…ですか? 」


「じゃあ、さっそく試しに拘束魔法を唱えてみるわ、聖属性がのるなら水魔法より闇系の拘束魔法の方が良さそうだもの。アレク! セレーナ! 」


 リリアが大型の魔物達の近くで戦っている2人に声を張り上げて離れるように叫ぶ。

 その声を聞いた2人がリリアの前方から離脱を始めた。


「『闇より生まれし影たちよ…』」


 リリアが手に待った杖を構えて詠唱の言葉を発した。


「 1発でかいの頼む! 湧き出るのが早すぎてさっきから数が減ってねえ! 」


「同じく! リリアよろしく! 」


 リリアの前方から完全に離脱し終わった2人がそう言った。


「『我が敵を縛り、拘束せよ!! 』」


 リリアが杖を魔物の影に向けて振り下ろす。


「【シャドウバインド】!! 」


 魔物達の影に向けていたリリアの杖から、紫色の光が放たれた。

 そして、杖を向けられていた魔物達の影から、無数の細長い手のようなものが出てきて、魔物達を縛り上げた。


 オレオルの聖属性付与のおかげで弱い魔物の一部は縛られただけで消滅したが、大物は身動きが取れなくなっただけで浄化されずに残っている。


「アントン!  」


「ええ! 」


 セレーナから呼ばれたことでやりたい事を察したアントン。

 1匹だけ外れた場所にいた、杖を持ったオークに狙いをさだめると、それを射った。


 銀色の光が一直線にそのオークへ向かう。


 それと同時にセレーナも十字架に魔力を込め、極太の光線を前方に放った。


 二つの攻撃の着弾点からそれぞれ銀色の爆発が起こる。

 そして、辺りの魔物は消滅し、範囲内の淀み沼もそこだけくり抜かれた様に浄化されていた。


「やったわね! 」


「そうですね…──って! もう元の沼に戻るんですか…」


「こりゃあ…長丁場になりだな」


 綺麗に浄化されていた所が空気中のどす黒いもやに触れた事で、あっという間にどす黒い淀み沼に戻った。


 それを見て、一同は長期戦を覚悟した。


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 お読み下さりありがとうございます!


 長めの後書き失礼します…

 今回の話で出てきた情報のまとめです。

(わかりにくいと感じた方がいらっしゃったので念の為にのせておきます)

内容は同じですので『必要ねーわ!』方は無視してもらって大丈夫です!


 私の力不足でご不便おかけし大変心苦しいのですが

 まとめの方はわかりやすくしましたので気になる方はご覧下さい…



 ↓簡単なまとめ。ご活用ください。


 一、魔物が生まれるのは空気中の魔素(魔力の元)が淀んで、停滞している場所だよ!


 空気に動きの少ない場所(入口が1つしかない洞窟など)で、魔素が一箇所に集まりすぎると、魔素が淀んで、固まるよ!

 それが何らかの生き物の情報を手に入れる事で勝手に発生するよ!


(例えば:死んだ虫の死体、死んだ魔獣の死体、人の死体)


 二、だから、魔物は生き物じゃないよ!魔素の塊だよ!


 魔物は倒されたら魔石しか落としません。

 ※ダンジョン内は別


 ※この世界は『とある転生者が好きだったVRMMO(ゲーム)の世界』という設定あります。

 そして、プレイヤーがレベル上げに困らないようにするための『モンスター無限湧き』のための辻褄合わせという裏設定が(私の中に)あったりします。

 つまりはご都合((ry

『魔素→淀んだ魔素→魔物→(倒されて浄化される)→魔素』というループです。循環してます。

(後々、出そうと思ってました。ここでネタバレ…という程のものでもないですが説明しておきますね)

 魔法の世界の設定にはありがちの設定ですよね!私はこういうの好きです

(ありがち…ですよね…? ちょっとこれも自信ありません…)



 三、魔素の淀みには4段階あるよ!


 1段階目

 →ただの虫レベル…風の弱い日とか地形とか原因はいろいろ

 街中に出る虫みたいな扱い

 手でシッシッ!ってされたり、両手でペチンでおしまい


 2段階目→沼…淀んで集まって沼になった

 冒険者か専門の聖属性魔法使いがいないと危ない


 3段階目→ダンジョン化…沼がさらに悪化して、異次元化した

 ダンジョンからはお宝が手に入ったりもするので危険だけど人気もある


 4段階目→どっかのバカがやらかして国家の危機

 そのまんま国家の危機

 どっかの悪人が本来魔素が淀むはずのない場所で

 なにかやらかして、その辺一帯が邪気にのまれた状態

 魔力量低いと魔人化(凶暴化)して人に戻れなくなるよ


 以上です!

(薄情しときます、疲れてる時に変なテンションで書きました)


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