再開
先導していた
「ここから
「よし、早く入って
「ダメ、
ボクだけだったら
「おう、分かった」
なんとなく嫌な予感がするけどここは
「うむ、素直でよろしい。それじゃあいくぞー!」
「うりゃー」
ドガーン
その異常なまでに肥大化した右腕の一撃によって凄まじい音と共に
「よし、これなら
「よし。じゃあねぇよ馬鹿!部屋の中にいる人達が怪我とかしたらどうするんだー」
「馬鹿って
肥大化した右腕を
「くっ、馬鹿呼ばわりして悪かった。俺が悪かったからその状態で近寄らないでくれ。今は時間が惜しいだろ。
「あははは、ごめん、ごめん。
「お前なー」
「もうそんなに
「言っている意味がいまいち良く分からないがさっさと行くぞ。これ以上は時間を無駄にできない。さっきのエイリアン含めてもう色々とショッキングな光景を見てきたんだ。その心配は今更だぞ」
「…分かった進もう。確かに今は一刻も争う状況だしね。もう後戻りできないもんね」
部屋の中は実験室を思わせる内装だった。良く分からないが実験器具だろうと思われる物などが
そして何よりも目についてしまったのが部屋の奥に並べられているモノだ。ソレは銀色の
「うっ」
胃酸が込み上げてくる。何とか吐き気を
とはいえ、分かっていたはずだ頭部だけという時点でこの様な事態である事は察しがついていただろう。ただ目を
「
俺は冷静を装い、
「ちょっと待ってね。今、探すからえ〜と」
「その声は
一つの水槽から電子音声の様な音が聞こえた。
「その
「本当だ。
「えぇ、こんな姿になってしまいましたが、僕は
「俺等の名前を知っているという事は
「そうだね。まだ数匹の生き残りがいるはずだし、奴らにエレベーターとかを止められる前に早く出よう」
俺は
「ありがとうございます。ですが、まだ脱出する事はできません」
「何を言っているんだ
「落ち着いて聞いてください
「邪神って!
「そんなのを呼び出す理由なんて僕にも分からないですよ。でも確かな事実です。何しろ奴等から聞き出した情報ですから」
「
「えぇ、最初は僕も驚きました。彼等、その気になれば普通に人間の言葉も
「確かにこの地下施の近未来的な光景を見るとそう感じるな。俺としてはあの虫みたいなエイリアが
「ここは彼等が人間を観察研究する所なのですが僕以外の人達はこの状況に精神が耐えられず、まともな言葉を喋れなくなってしまい音声機能を゙外されてしまいました。
結果、相対的に彼等にとっての僕の価値は上がりました。僕は彼等の行動などを知るために彼等との情報交換に応じました。彼等を出し抜く為に
その
「成る程な。だけど
「残念ながら時間が無いのです。儀式の為の
もう儀式は始まっています。完全に呼び出される前なら何とかできるかもしれません。お願いします。僕に協力してください」
「
「はぁ~、一人で帰るほうが怖いし、ここまで来たのなら最後まで付き合うさ。それに町どころか世界が終わるクラスの奴なら逃げようがないしな」
それに
「よし、
「二人共、ありがとう。それじゃあ儀式が行われている部屋に案内しますね。
そう言われて辺りを見回すと、確かにドローンみたいな機械が置いてあった。
「確かにそれらしき物があるが、コレは何なんだ?」
「良かったー。無事だったんですね。その中心部に何かを接続する部分があると思います。僕のこの水槽の様な
言われた通りにすると接続部分と水槽の様な
ウィーン
という
「それじゃあ、僕が先導するから着いてきてください」
俺と
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