第14話 ユニークモンスター/レアユニークモンスター

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クエスト名 テイムモンスターを探して


テイムしたモンスターを受付嬢 ミナに見せよ。(一体ごとに、ポイント報酬はもらえる)


一体のポイント 1pt

一体の報酬 500G

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クエスト名 レアモンスターを探して


レアモンスターをテイムし、受付嬢 ミナに見せよ。


ポイント 5pt

報酬 2000G

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「この二つのクエストを完了していますね」


俺は、ミナさんに教えてもらったクエストを見る。

本当にクエストを完了したことになっているんだな…。ありがたい機能だ。


「ありがとうございます。これでもう報酬がもらえちゃうんですか?」


「はい。この二つのクエストを受けてもらえれば、すぐに完了するので、その後に報酬がもらえる感じですね」


「そういうことですか。なら、この二つのクエストを受けます!」


ゴールドがない今、報酬は今すぐにでも欲しいからな。

…てか、今思うと、レアモンスターの報酬のゴールド量がすごいな。モイカだけで、2000Gももらえるのか。それに、もう一つのクエストの報酬を合わせると…3000G。金持ちやんけ!!(それはない)

それに、ポイントも合わせて7pt貰えるから…、ランクも本当に上がるぞ!


「わかりました。では今から受諾しますね」


『テイマークエスト テイムモンスターを探して

を受諾しました』


『テイマークエスト レアモンスターを探してを受諾しました』


『二つのクエストをすでに達成していたため、クエストを完了します』


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クエスト名 テイムモンスターを探して


ポイント 2pt

報酬 1000G


クリア

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クエスト名 レアモンスターを探して


ポイント 5pt

報酬 2000G


クリア

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「はい!これで報酬の方が入ったと思います」


「ありがとうございます!」


これで金持ちだ!


「そして、ポイントが7ptになったので…ランクが一つ上がってランク2になります。おめでとうございます!」


『ランクが上がり、ランク2となりました』


『ランク2になったことにより、テイムできるモンスターの数が5になります。また、一緒に連れていけるモンスターの数が6となります』


よし、上がったな。


「おお…!ありがとうございます」


パッパラパッパッパー


え!?この音って……まさか…


『称号 レアモンスターのファインダを獲得しました』


称号だっ!!


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名前 シド  Lv 4

人種 人間

職業 テイマー Rank 2


HP : 29 (Max 29) MP : 10(Max 10)

攻撃力 : 9 (+3) 防御力 : 8 敏捷力 : 6

知力 : 8 器用さ : 4 ラック : 9

残りポイント 0


スキル

テイムLv2  以心伝心Lv2 撫でるLv2

小剣術Lv2


装備

・小剣 ランクE(攻撃力 +3)


称号

お手伝いの開拓者

レアモンスターのファインダー


テイムモンスター

・モイカ(モルモート)

・ ハク(シロノバード)


所持金 3200G

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レアモンスターのファインダー…初めてレアモンスターをテイムし、クエストをクリアしたものに与えられる称号。

効果:レアモンスターを見つけられる確率が小アップ。レアモンスターをテイムできる確率が小アップ。


…色々と上がったり、追加されたりしたけどまずは称号かな。

お手伝いの開拓者についでの二個目か。まさか2日で2個も手に入れる事ができるなんて…、運がいいのかもな!これからも、手に入れられるように色々なことをやっていこう。この感じだと、他にもモンスターをテイムすれば、称号が貰える可能性もありそうだし、頑張ろう。


それと…やっとランクを上げる事ができたぞ!

これで、テイムできるモンスターの数が5まで増えたな。ただ、連れて行けるモンスターにも数があるのは知らなかったな。まあ、まだ6体もテイムはできない状態だから、今は考えなくてもいいかな。それに、土地と簡単な小屋みたいなものを買う予定ではあるから、連れて行けるモンスターの数を超えてしまったら、そこに置いて行くっていうことも考えないと行けないのか。…ならそれまでに、できるだけ快適に過ごせるような場所にもしとかないと。

色々大変そうだけど、土地を自分で自由にできるのも楽しそうだな…。モイカとかハク、それにこれからテイムするモンスター達と一緒に作り上げていこう。

…まあ、一旦土地の話は置いとこうか。


ランクが上がったのもいいことだけど…、やっぱ当初の目的であるゴールドが手に入ったのが一番大きい気がする。装備に土地、飲食物などなどゴールドはあればあるだけいいからな。テイムするだけで、ゴールドも増えて、自分の仲間も増える…。テイムし得だな!


「ランクが上がったと思いますが…、他のクエストも見てみますか?日によって変わるクエストなどもございますので、クエストを受注しとくだけでも、損はないと思うんですが…」


「え!?そんなクエストがあるんですか?」


「はい、今回シドさんがクリアしたクエストはどちらもいつでもあるクエストなんですが、日によって変わるクエストもあるんですよ」


「へぇー…」


俺は、ミナさんの言葉を聞いた後に、クエストボードに目をやる。

そういえば、まだちゃんとボードを目にしていなかったから、俺はじっくりとみて行く。


テイム系のクエストで言うと、テイムモンスターを見せる、決まった種族のモンスターをテイムして見せる、ユニークモンスターを見せる、レアモンスターを見せる、レアユニークモンスターを見せるなどなどのクエストがある。

他のクエストで言うと、モンスターの面倒を見る、どんな生態なのかを調べてくる、テイマーギルドでモンスター達と遊ぶなどなどのクエストもある。

やっぱり、テイム系以外のクエストもちゃんとあるんだな。またここら辺のクエストも受けてみたい。


ただ、この中一番気になるクエストが…、


「ユニークモンスターと、レアユニークモンスターってなんですか?」


そう、テイム系のクエストにあったこの二つのモンスターだ。レアモンスターはなんとなくわかるけど…、ユニークと言うのがよくわからない。


「ユニークモンスターというのは、普通のモンスターがなんらかの影響で、体の色が変わって、強さも変化しているモンスターのことです。例を挙げると、よく見るスライムは水色なんですけど、それが緑色になっていることがあるんです。少しレアモンスターと似ていると感じるかもしれませんが、レアモンスターよりかは、みられる事が多いんです」


「なるほど…。ていう事は、レアユニークモンスターというのは…」


「はい、レアモンスターかつユニークモンスターていうモンスターですね。正直なこと言うと、このモンスターを見れるとは思っていませんね…。まず、レアモンスターでさえ、全然見る事ができないというのに、その中にいるユニークモンスターを見つけるなんて…、相当運がよくないと見つけられないですよ」


「やっぱり…」


レアモンスターであるモイカは、なぜか見つける事ができて、運良くテイムもできたけど、その中からユニークモンスターを探すなんて…。絶対に無理だろうな…!レベルをあげていって、ラックを上げていけばなんとかなるかもしれないけど。夢のまた夢だな。


「…まあ、レアユニークモンスターを見つけれる確率は0に近いので、そんな気にしないでください」


「そうですね…。わかりました」


うん、このモンスターを考えるのはずっっっと先だな。


「はい。では、何かクエストを受けますか?」


「そうですね。だったら…、ユニークモンスターを探してでお願いします」


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クエスト名 ユニークモンスターを探して


ユニークモンスターをテイムし、受付嬢 ミナに見せよ。


ポイント 3pt

報酬 1250G

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見つけられるかはわからないけど、ユニークモンスターっていう言葉には惹かれちゃうよね!

レアモンスターであるモイカを見つけられたんだし!

それに…さっきの称号を見た感じ、ユニークモンスターでも称号があるんじゃないかと思うんだよな。もうテイムされている可能性もあるけど、貰える可能性があるなら、やっておきたい。


「わかりました。これは日によって変わるクエストではないですけど大丈夫ですか?」


「はい、大丈夫です」


まあ正直、クエストを受けなくても報酬は貰えるんだけど、なんとなく受けておいた方がやらなくちゃという義務感が出てくる気がするからな。それに、今日の昼の予定も決まっていなかったから、ちょうどいい気もする。


「わかりました」


『テイマークエスト ユニークモンスターを探してを受注しました』


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クエスト名 ユニークモンスターを探して


ポイント 3pt

報酬 1250G

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「これでクエストの受注を完了しました。頑張ってくださいね!」


「はい、ありがとうございます」


俺はその言葉を口にし、テイマーギルドを出た。


次は、モンスターギルドだ!


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すいません、長めの冬休みをもらっていました…。

明けましておめでとうございます。

また、少しずつ書いていくのでよろしくお願いします。

そして、だいぶ空いたのでもしかしたら、辻褄が合わないところがあるかもしれないので、あれば報告よろしくお願いします。














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