閑話 シスコン野郎の生態(と言う名の真冬がふざけたいだけだったり)
あるシスコン野郎の生態②
やあ諸君! 今日も元気に
今日は筋トレをする日なのだ!(ずんだもん風)
何故するかって? チッチッチッ。君まだシスターパワーが足りないよ。このくらいビビッとこないと駄目じゃないか。
それはな! それはな……! それはな………!
……………
…………
………
…
え? 間が長いって? まあまあ落ち着け。今教えちゃるから。
じゃあいくぞ……?
……………
…………
………
…
そろそろ怒られそう(読者に)なので言います。(
優香を守るためさッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!
我がマイシスターに怪我なんてさせたらそいつをぶっ殺せるようにな! それが女であろうと小学生であろうと赤ん坊であろうと変わらないのさッッッッッッッ!(暴論ですね完全に。やばいやつかもと思います)
あの時だってあいつらをぼこぼこにリンチしてやりたかった。
まあ優香が不登校になったときに俺とりょっちで全力で癒やしたから水に流してはいないが水に流した。
「ただいま」
おっとマイシスターがデートから帰ってきたようだ。
ほんとにこれりょっちだから見逃してるけどね!? てゆうかりょっちに嫁いでほしいけどね!? 他の男だったら即刻潰す。そこらへんの羽虫みたいに。またあの時みたいなことがあったら嫌だからな。俺は軽く人間不審なのだ。
「マイシスター。デートはどうだったんだい?」
「楽しかったです。田中さんにあったけどりゅうさんが助けてくれました」
田中。あの外道クソ野郎ビッチか。(訳あいつまじ死ねよ)
やっぱりりょっちは頼りになるな。しっかりマイシスターを守ってくれる。さすが俺たちの幼馴染だ。
「お兄ちゃん。ちょっといい?」
「良いぞ! 優香のことならなんでも聞いてやる!」
「りゅうさんと付き合うことになりました」
あ”ッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!
「そうか……良かった」
内蔵をひっくり返したような絶望感に襲われる。
「良かったです。お兄ちゃんに反対されたら縁切るところでしたから」
「マジ……? それだけは止めでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
マイシスターの足元に縋りつこうとして……できなかった。
「お兄ちゃんが私の事を守ってくれるのは嬉しいですが、それはキモいです」
付き合うようになったことは嬉しいんだけどね!? やっぱ寂しぃじゃああああん!
「じゃあ私は部屋にいるので」
パタン。ドアの閉まる音がした。
俺も倒れる。そしてつぶやく。
「良かった。優香に幸せが来て」
――あるシスコン野郎の生態②あとがき――
ちょっとふざけすぎた自覚がある真冬です。
ちなみに田中は馬鹿なので瑠斗や優香と一緒の高校ではありません。
面白かった! また読みたい! と思ったら♡コメント☆をどうぞよろしくお願いします!
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