第8話 ひらくこころ

 次の日の夜。

 僕はまたれもんのもとへ向かった。

 ただ、いつものようにれもんがいる部屋ではなく、れもんにこの吉野旅館の最上階にある、憩いの場に呼ばれたのだ。

 憩いの場に着くと、大きなガラス窓から見えるくらい銀世界が目に入った。

 部屋の照明も明るすぎない。そのため、モードな雰囲気を感じた。

 憩いの場の端のソファに、ちょこんと座るれもんの姿が見えた。

 れもんも僕に気が付いたようで、れもんは嬉しそうに僕に手を振ってくれた。

「ごめんね。待たせたかな」

「ううん。今来たところ」

 僕はれもんの隣に座った。

「たまには、私の部屋じゃないほうがいいかなってさ」

「そっか。でもおかげでこんな場所があるって知れてうれしい」

「えへへ。そっか」

 れもんは軽く微笑んだ。

「そうだ。僕、実は昨日れもんの部屋に行ったんだけど、どうやら子供たちと楽しそうにしていたから、そっとしておいた方がいいかなって思ってさ」

「ああ、やっぱり来てたんだ。扉があいた音がしたような気がしたから、もしかしてって思ってた」

 れもんは軽く舌を出して、少し恥ずかしそうにした。

「楽しそうにしてたね。子供は好きなの?」

「うん。子供は好き。純粋で、偏見とか変な目で私を見ることがないからね。それに可愛いし」

「……ふふ。そうか」

 れもんはゆっくりとかみしめるように言った。本当に子供が好きなのだろう。まあ、子供が苦手な人はいるかもしれないけど、子供が本当に嫌いで嫌いで仕方ない大人はいないだろう。

「あの子たちはなんでれもんのところに?」

「スキー教室で来てる子たちなんだ。練習終わったら、私のところに来てピアノを聞きに来たり、弾いてほしい曲をおねだりとかされる」

「へえ。じゃあれもんはピアノのお姉さんなんだな」

「へへ。そうかも」

 れもんのピアノは上手だとは思っていたけど、こうやって子供たちを引き付けることができるなんて、とても素敵なことだ。

 少しの沈黙の間、僕は外の様子を見ていた。

 よく空を見ると、星が見えた。

「星が良く見えるな」

「ん? そうだよ?」

 れもんは少し疑問符を浮かべているようなトーンで、僕の顔を見た。

 れもんは「星が良く見える」と言った僕に疑問を持っているあたり、れもんにとって星が見えるということは、当たり前なんだろう。

「僕が普段住んでいる東京だと、星なんて見えないからさ」

「ああそっか。薫さんからしたら、星は珍しいのか」

「うん」

 僕は星をずっと見つめてしまっていた。

「そんな子供みたいな目で星を見るんだね。薫さんは」

「あ、ああ? そんなに間抜けな目で見ていたか?」

「まあ、そうだね。間抜けな目だったよ」

「あはは」

 れもんは軽く笑いながら言っていた。

「ねね。この旅館に来てからさ、楽しい?」

 れもんは少し体を前のめりにしてから、僕に聞いてきた。

「楽しいよ。でも普段遊んでいる友達と遊べないのは寂しいかな」

「寂しいんだ」

「うん」

「その人とは何して遊ぶの? ボーリングとか?」

「いや、ゲームかな。ゲーム以外ほとんどしないかも」

「ああ、インドアなんだ。あんなにスキーうまいのに」

「うん。れもんは友達いる?」

「いるわけないでしょ」

「あの子供たちは?」

「どうだろ。友達って感じはしないかもな~」

 そういえば、れもんが僕と話すときに、語尾を伸ばすことが増えたような気がする。

 気を許してくれているということだろうか。

「ね~アルバイトとかしたことある?」

 れもんは僕にまた質問をしてきた。

「あるよ」

「なにしてたの?」

「メイド喫茶だ」

「ええ! メイド喫茶! 料理作る人やってたの?」

「いや? 普通にメイドとして接客してたぞ」

「うわ~……普通は信じられないけど薫さんなら信じるしかない~……」

「残念ながら本当だ」

「はあ……参考にしようと思ったのに……参考にならないじゃん……」

「れもんはメイド喫茶ではたらき……」

「絶対に、やだ! 男嫌いだって言ってるじゃん」

「あはは……そうだよな……」

 れもんは本当に嫌そうな顔をしながら大きな声で言った。

 憩いの場はどうやら声が響くようで、れもんの声は反響していた。

「メイドって女装メイドってことだよね?」

「うん」

「というか、そもそもなんで女装するようになったの?」

 れもんにそう言われたとき、これは菜花さんと話したことを実行するチャンスだと思った。

 僕が女装を、女の子の格好をするようになった理由は、僕の過去が原因だ。

 それをれもんに話してやれば、菜花さんと話した「弱いところを見せて、信頼している」ということを示すことができるような気がするのだ。

「薫さん?」

「ああ、ごめんね。ちょっと考え事しててさ」

 僕はれもんに穏やかに伝えた。

「いいかい? 僕が少し長く話しても」

「え? あ、うん。いいよ」

 れもんは少し動揺しながらも、頷いた。

「実はね、れもんが大人や男が嫌いなように、昔僕は大人の女の人が苦手だったんだ」

 正直、れもんと同じように「家族といろいろあって、実の家族と別れた」と言ってしまおうか悩んでいた。しかし、それでは弱さを見せすぎてしまい、まるで弱さを見せつけているように感じた。だからこそ、こうやってれもんと似ている僕の弱い部分を少しだけ見せることにしたんだ。

「……へ~。それはなんでなの?」

「お母さんにさ、いろいろされてたんだ」

「いろいろって……」

「えっと……」

 僕はどのようにして伝えるか悩んだ。中学生に母から犯されていただとか、手を出されていたとか、言っていいものなのだろうか。

「暴力? それとも性的なやつ?」

「……」

 れもんは確かにそう言った。いたって真剣な顔でそう言った。

「どっちもかな」

 できるだけ明るく、でも真剣に言ったつもりだった。

「……」

 れもんは少し下を向いて、眉をひそめた。

「それで、じゃあどうすればお母さんからそういうことをされないかを考えたんだ」

 俯いているれもんを見ないように、僕は外の黒い空に浮かぶ星々を見ながら言った。

「考えたのは、女の子になること。僕が女の子になれば、お母さんが僕のことを男と見ることがなくなれば、こうやって手を出されることをなかったんじゃないかって思ってさ、僕は髪を伸ばしたりとかし始めた。仕草とかも女の子の真似をしたりしてた」

 僕はれもんのほうを見た。

「そうしたら心地よくてさ、今でも中性的な格好をしてたり、髪を伸ばしたりしているってわけさ。だから女装とかも嫌じゃないし、むしろ好きなんだ」

 れもんと目が合った。

「男の子が好きだからとか……だと思ってた」

「ちゃんと女の子が好きだぞ。多分」

「ふ~ん本当かな~?」

「本当だ!」

「ふふふ」

 れもんはいたずらっぽく笑った。

 ……一応親友とかに「距離が近いとか」「ぼくのこと好きなのか?」とか言われたことあるけど……気持ち的にはちゃんと、僕は女の子が好きなはずだ。

「ごめんね。れもんからしたら、お兄さんな僕が、こうやってちょっと弱音を吐いてさ。もしかすると、やっぱり寂しかったのかもしれない」

 話していて、少し心が軽くなった。

 正直れもんのあざのことを聞くために、信頼を得ようと思ってこのことを話したが、やっぱり弱音は誰かに話すと楽になる。

 菜花さんに手紙を渡して、その後話した時も気が楽になったし、弱音はため込まないで吐いたほうがいいな。

「いいよ。別にさ……でも、女の人がだったんだね。じゃなかったの?」

「嫌いではなかったよ。まあ、誰しもが元の母みたいな人じゃないだろうって、わかってたからね。苦手ではあったけどさ」

「よく嫌いにならなかったね。明らかにお母さんが悪いのにさ」

「母が悪いって思ってたけど、今さらあんな大人を子供が変えられるわけないって思ってたからさ。それに、もしかすると僕も悪いかもって思ってた。だから僕が変わったんだよ。女の子になろうとしたんだよ」

 人を変えるより、自分が変わる方が、楽だからな。

 この世の中に住んでるからこそ、強くそう思う。

「すご。私は絶対に自分が悪いだなんて一つも思わない。思ってたまるか」

「そう思えるなら、れもんはつよいよ」

「ふふ。私は強いか」

「うん」

 れもんは伸びをした。

「そっか……薫さんもか」

 れもんは、ゆっくりとまるで満足したかのように言呟いた。

「私もいい? 話したいことあるの。こうやって大人の男の人と仲良くなったの、話してもいいなって思ったの、初めてだから」

 れもんは微笑みながら、今度は僕に向かってそう言った。

 それを聞いて、心のどこかで、「信頼してくれてうれしい!」と素直に喜ぶ僕と、「なんだか思惑通り過ぎて、れもんを罠にはめたような気がする」と罪悪感に苛まれる僕がいた。

 でも、今僕に何かを話そうとしているれもんの表情は、とても明るいものだった。

「うん。話してくれ」

 そんなれもんの明るい表情に背中を押されて、僕はれもんにそう言った。

「ちょっとお父さんとお母さん……あ、吉野さんたちね。二人から話を少し聞いてるかもしれないけど、私ね元の家族と別れてるの」

「うん」

「それでね、なんで別れたかと言うとね、元のお父さん……いや、クソ親父に虐待されてたんだ。暴力とか、性的なやつとか、もういろいろ」

「……」

 僕は少し顔がびくびくした。

 自分もされていたせいか、人からそういう話を聞くと、体が少し震えたのかもしれない。

「で、お母さんは放任。外で浮気して遊びまくってたみたい。ま、スタイルいいし、顔もいいから当然だね」

 れもんは呆れたように言った。

「それで、ある日……」

 れもんはその場で少し来ていた服の胸元を引っ張って、僕にあざを見せた。

「親父に熱湯かけられて、きったねえ親父の下半身顔に押し付けられた。そんで、そのやけどの傷つけたまま、学校行ったら親の虐待疑われて、そのまま両親逮捕。私は吉野さんたちに引き取られたってこと」

 れもんは胸元を閉まった。

「ここに来てから、私はスキーとか、手伝いとかするようになった。でも、そんな中で大学生ぐらいのバカそうな男たちにナンパされることが多くてさ。ほんと気持ち悪くて。それでクソ親父の件もあって、大人の男が嫌いになった。だから薫さんと初めて会ったとき、男だってわかった瞬間、すっごく気持ち悪く感じたの」

「だからあんなに嫌な顔を……」

「うん。マジでまた大学生が私を口説いてきてさ、こっちは中学生だってのって思った」

「ご、ごめん……まさか中学生だなんて思わなくて……」

「いいの。大体は中学生だって言うと引いてくれるから。ま、たまに手を引かない真のバカがいるけど……」

 れもんは拳を強く握り、顔の間で震わせた。

 まあれもんを元から中学生だと知っていれば、恐らくナンパなんてしないだろう。

「ほんと、薫さんと会うまでは、親以外の男の人はスケベな目でしか私のことを見てないって思い込んでた」

「そっか」

「まあ、でも今でもほとんど間違いではないと思ってるけど」

「ははは……そうかもな……」

 れもんがあまりにもイライラしてそうな顔で言ったので、僕は苦笑するしかなかった。

 まあ、間違ってはいない気がする。多分。

 ど、どうだろう? 不安だ。

「親以外って……親は吉野さんたちのこと?」

「ん? そうだよ」

「じゃあ、吉野さんたちのことは、ちゃんと両親だって思ってるんだな」

「まあ、うんそうだね」

「ちゃんとお父さん、お母さんって呼んでるのか?」

「うん。最初は恥ずかしかったけどさ、本当にいい人だってわかったし、試しに呼んでみようかなって思って呼んでみたらさ、二人とも泣きながら喜んでさ。じゃあ……まあ……そんなに喜ぶなら呼ぶしかないじゃん……」

「あはは。そっか」

 僕は、自然と今の両親をお父さん、お母さんと呼ぶようになった。

 ほんと、いつから呼ぶようになったか、まったく覚えていない。

 お父さんとお母さんは覚えてるかな。今度聞いてみてもいいかもしれない。

「そのあざ……そんな理由だったんだな」

「やっぱり、あざみてたんだね」

「ああ……ばれてたか?」

「うん。自然に見せられそうなタイミングであえてちょっと見せてた。実はね」

「え……」

 れもんは舌を少し出して、頭を掻いた。

「二回目に会ったときぐらいかな? 薫さんが私の胸元見てるような視線を感じてさ。うわ、この人も女装してるくせに性欲あるキモ! って思ってたんだけど……薫さんの顔見たらなんだか心配そうな顔しててさ、もしかして胸じゃなくて、このあざを見てるんじゃないかって思ってさ。そしたら薫さん、やっぱりあざ見てるっぽくって、ちょっと安心したんだ。心配してくれてるんだって思ってさ」

「本当に心配してたぞ。吉野さんたちからも、家族といろいろあってとか、中学に行ってないとか聞いてたから……」

「へー。もっと具体的な話はしてなかったんだ?」

「ああ。本人に聞いてくれって」

「そっか。やっぱりいい人。今のお父さんとお母さん」

 れもんは嬉しそうに言った。

 下手にれもんのセンシティブな話は具体的にしないでおいた、吉野さんたちの気遣いは、今思うと素晴らしい。僕もこうやって気を使えるようになりたい。

「そっか。だからか、薫さんが私と一生懸命話そうとしてくれた理由」

「うん」

「薫さんと私、似てるからかな」

「そうだよ」

 そうだ。僕とれもんは似た境遇にある。

 だからこそ、先に希望を取り戻した僕が、何とかして導いてあげたかったんだ。

 救いの手を差し伸べたかったんだ。

「まあ、実はもっといろいろ僕の過去のことを書き留めたものがあるんだけど……」

「え、見たい」

「だめ。れもんにはまだ早いし、刺激が強いかもだから」

「え~。なにそのエロ本みたいな……」

「いけません。れもんがそんなものをみちゃ!」

 僕はお母さんの声っぽい声で、ちょっとふざけながられもんに言った。

「やだ! 私が拾ったんだもん!」

 れもんも子供っぽい語尾で、僕にノリを合わせて言った。

「あはは! 拾ったのか」

「えへへ! 拾ってみた」

 なんだかおかしくなって、僕たちは笑いあった。

「じゃあこれから、なにか相談したいことがあったら、薫さんに話すから! 信頼できる大人として!」

「ああ。なんでも聞いてくれ」

「じゃあ聞きたいんだけど! いつも一緒にいるあの顔に傷があるけど、スタイルのいい人って、彼女さん?」

「え? ううん。違うよ」

「ああ、そうなの? 彼女と働きに来てるんじゃないんだ」

「うん。それにあの人と僕、十歳ぐらい離れてるからね」

「ええ! そうなの⁉」

「僕が老けてるって言いたいのか?」

「は? 鏡見てくるか、それか、その辺の女の人に自分がいくつに見えるか聞いてくれば?」

「す、すみません……」

 れもんは怒りながらそう言ったので、僕はちっちゃくなって謝った。

「あはは。嘘嘘。あの女の人が若く見えただけ。元気そうだったし」

「はは。まあ、確かに三十台とは思えないくらい元気だけどね。で、その人がどうかしたの?」

「仲いいんだよね」

「うん」

「私さ、あの人に興味あってさ。話してみたい」

「へえ。それはどうして?」

「ほら、顔に大傷があるのに、いつも明るくスタッフさんたちと話をしているでしょ? 私さ、このあざのせいだとか、元の家族が捕まったとかのせいで、気を使われるせいでさ、『ああ、私ってかわいそうな子なんだな』って思えちゃって、どうしても暗い感じだとか、そういう感じじゃないと信頼してない人とは話せなくて。でもあの人はあんなに明るく話してる。あの人が何考えているのか、知りたいの。どうやったらあんな傷があるのに、明るく生きられるのか知りたいの! 聞きたいの!」

 れもんは僕に体を近づけて言った。

 そんな僕におねだりをするれもんは、年相応の中学生にしか見えなかった。

「そうか。わかった。じゃあ今日部屋に戻る前に聞いてみるよ」

「やった! ありがとう薫さん!」

「まあたぶん、あの人作家だし、人に興味あるみたいだから、多分二つ返事でOKしてくれるだろうけど……」

「あ、そうなんだ。やっぱりちょっと変な人だったりする?」

「そうだなちょっと……いや、相当変な人かも……覚悟しといたほうがいいかも……」

「そっか……」

「と、とにかく……口述はスキーをれもんがしたいと言ってた……とかでいいか?」

「うん! 私、教えるよ!」

「そっか。じゃあそうしよう。さて、もう九時だし。戻ろうか」

「わ! ホントだ! じゃあねおやすみ薫さん! あ! 連絡先だけ教えて!」

「ああ、いいぞ」

 慌ただしく僕とれもんは、連絡先を交換した。

「じゃあおやすみ!」

「ああ、おやすみ」

 れもんはその慌ただしさのまま、走って行った。

 とにかく、れもんの過去の詳しいことが聞けて良かった。

 でも、まだ中学に行っていないとか、れもん自身が卒業したら働くことに、吉野さんたちは賛成していないのに、本人は働くつもりでいるということとか、そういったことの解決はできていない。

 まだ、れもんを前に向かせることができていないのだ。

 だから、僕はもっとれもんと向き合わないといけない。

 菜花さんとれもんを会わせて、なにか変わるといいんだけど。



「ああ! もちろん! いいとも!」

「声がでかーい! ここ廊下です!」

「ああ! すまない!」

「謝る声もでかいし……」

 さっきれもんとした話をしたら、菜花さんは本当に二つ返事で聞き入れてくれた。

 今は廊下で立ちながら話している。

「よくぞ迷える少女の心を打ち開いた薫よ! 今度は私が一肌脱ぐ番だな!」

「はいはい……じゃあ明日昼からゲレンデで……」

「ああ! じゃあもう寝る! 初めてのスキー! 楽しみだ!」

「はーい。おやすみなさーい」

 騒がしい菜花さんは、そのまま部屋に戻った……。

 ん?

「初めての、スキー?」

 ここはスキー場だ。

 菜花さんは二か月ほど、この吉野旅館にいると聞いた。

 彼女の発言が本当なら、その間、彼女はスキーをしていないということになる。

「……少しはスキーしてみようって気持ちになるでしょ……普通……」

 僕はため息をつきながら、菜花さんの変人具合を改めて理解した。

 そして僕も、そのまま部屋に戻った。




 

 



 

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