主人公の目を通して少しずつ見えてくる周囲の状況。まだまだわからないことだらけで、読んでいるこちらも混乱の真っただ中で這いずりまわっている感じですが、この「わからなさ加減」がとても心地よいです。
(私は読書経験の八割がたが推理小説なのですが、読んでいて謎を解くぞとか犯人を見つけるぞとかはあまり思わず、とにかく物語に翻弄されるのが大好きなので……)
どうやら主人公の足は、単に切断されたというようなものではなく、《《どこかにいってしまった》》みたいな感じがしますね。他のクラスメイトの運命とか、これからだんだんと明かされていくのを楽しみにしております!
追伸。
読んでいて二箇所ほど引っかかってしまった場所があります。
>明後日の僕なら
>うだつが上がらない
前者は「一昨日」、後者は「頭が上がらない」でしたら意味がスッと通るのですが、ご確認いただけますか。
もしも、なにかこの世界ならではの言い回しだったならば、無粋な真似を失礼いたしました。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
私は徐々に明らかになっていく広大な世界観や謎に引き付けられて、その物語にどっぷりと引き込まれるその感覚が好きです。本格推理小説というカテゴライズに入るか分からないですが、「ダンガンロンパ」のあの謎を解決していく上でのカタルシスが何とも言えない読後感を覚えます。
この物語の謎は、最新話(14話時点)では、たぶん10%も解決していません。「読めば読むほど」、「見返せば見返すほど」面白い作品を心がけていますので、できれば愛読いただけると幸いです。
それと添削ありがとうございます!
なぜ間違いに気が付かなかったのか、私自身、不甲斐ない気持ちでいっぱいです。添削いただけるという事は、それだけ丁寧に目を通していただけているという事なのでとてもありがたいです。
気になるところがございましたらどんどん指摘してください。その意見を真摯に受け止め、改善していきたいと思います。まだまだ初心者ですので、その意見は私の糧になるのです。
表現力の高さがすごい!!
とても参考になります!!
作者からの返信
応援ありがとうございます!
スズキチさまの作品を少し拝見しましたが、私の言い回しは独特なため使いにくいですよ(笑)。ですが、そう言って貰えて嬉しいです😊
私はできる限り説明ではなく描写で読者に伝えようとしています。「彼女は怒っている」よりも「彼女は額に皺を寄せてじっとこちらを睨んでいる」みたいな。何となく彼女は怒っているんだなぁって理解できますよね。描写で説明する感じです。それが私の作風になっているのかなぁと思います。
参考になるかどうか分かりませんが、あなたの作品の糧になるならどんどん利用してください。応援しています!