人体標本、出血がない、そして同じ服装をした複数の死体……。
そして何もかもが分からない状況が、余計に不安を呼び込みますね。
どうやら魔獣に食い殺されそうになったようですが、片足だけで済んだのには、どんな理由があるのでしょう。
出血しない体にも、何かしら理由はある筈で……。
次々と謎が膨らみ、ぞくぞくしますね!
作者からの返信
続けて応援していただけるとは!嬉しい限りです!
なぜこのような状況にあるのか、それはこの状況に陥る前、主人公はどこで何をしていたのか。それが読者に分かればもっと簡単なんですけれど。それはかなりのネタバレを含むので断念しました(;_;)
ネタバレにならない範囲で補足させて頂くと、1章の「私の右足は、制服の上から消えたように、欠損していた。」という部分から、学生らしいことが分かると思います。
貴方がおしゃっていた「主人公と同じ服装の違い」
それらを関連させて読み解いていくと…。
かなり難解かつ繊細な伏線ですよね…。
そして「どうやら魔獣に食い殺されそうになったようですが、片足だけで済んだのには、どんな理由があるのでしょう。」という点。
とても良い着眼点です!
それについては衝撃の事実が待ち受けておりますので、ぜひ引き続き読んでみて下さい。そしてながながとした返信をここまで読んでくれてありがとうございます!
『降臨の儀式』、『魔獣』、『制服』、『同じ服装の人たち』。主人公は学生で、教室から遺跡に転移したのでしょうか……右足は転移の代償か、それとも魔獣による被害……? なら、その魔獣は一体どこへ。
——まだ二話ですが、読んでいて非常にワクワクというか、ゾクゾクします。引きも上手ですし。
凄い、異常なほどの臨場感を感じます。丁寧にそこに自分が居たら感じるであろう疑問、疑念、当惑の感情をすべて丁寧に書き記していてとても参考になります……!!
異世界ものと言えば、鬱屈した日常から自由になり、未知の世界でこれから生きていくいうワクワクを覚えるものだと思っていましたが——価値観の改革が起こりました。まるで上質なミステリーを読んでいる時のようないずれ既知へと変わるであろう『未知』がこちらの興味をそそる凄い作品だと思います!!
まだ二話しか読んでませんが!
作者からの返信
応援ありがとうございます。
ミステリー小説の醍醐味は何と言っても「謎解き」である点でしょう。この作品にはあなたが挙げているように、いくつもの魅力的な謎が隠されています。隠された謎が引き起こす知的好奇心の刺激を楽しんでください。
そして物語が進むごとに伏線が回収されていくワクワク感や、ミスリードなど、再び読み返してみると必ず驚愕すると思います。
もちろん突然謎が解決するわけでは無く、至る所に謎を解決するためのヒント「鍵」が挿入されています。謎が解決に至る際に、「なぜ気付かなかったんだろう」なんて思ってくれると嬉しいです。
読者の想像を上回る驚くような仕掛けがあります。そしてかなりのどんでん返しが終盤に待ち受けています。この小説を最後まで読んで頂ければ、読者の世界観を覆すことを保証します。ぜひ、ご愛読のほどよろしくお願いします!