The sun and water
素晴らしい命が芽吹く公園、僕はベンチに座って、日に慰められて居る。
土は皆を担ぎ、草は風に揺れ、鳥は囀る。
子供の声が其処に広がる。
日は照って仕方がない。
暑くて、でも、座って居たい。
背に油を背負って、僕は居た。
昨日の雨に砂場が少し、黒かった。
滴る水に自分を重ねた。
水溜まりが輪を広げて、消えて行く。
又、水は落ちて、音も立てない。
明日は晴れる。
皺に成ったそれは、日を追って消えて行く。
素晴らしい命が、日に照らされ居る。
Egoist 詩、評論文、短篇小説集 摂氏七十度 @kawaq
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