第2話嫁さんの一言

僕と息子は、下らない事で良く笑っている。

ゲラゲラ笑っていると、嫁さんが近より何にそんなに笑うことがあるのか聞いて来て、あんたらバカじゃないの?と、笑顔で言う。

ある日、リビングで僕は1人でクスクス笑っていた。

LINEの通知音が鳴るたびに、笑う。

息子が寄ってきて、息子も笑う。

いつもの、風景である。

しかし、嫁さんが来たことで事態は一変す

る。


僕は友達に、自分の尻の写メを送っていたのだ。

それを見た、嫁さんは、

「これ、誰のお尻?」

「え、僕のだけど」

「誰が撮ったの?」

「〇〇(子供の名前)」

「あんた、何歳だと思ってんの?いつも、下らない事で笑って、〇〇と変わらないくらい頭はガキね」

「おいおい、よしてくれよ!僕の精神年齢は85よ!85!」

嫁さんは、僕の言葉を無視してソファーに寝転び、スマホをいじっていた。

子供は、

「パパ、今度はボクのお尻写メしてみて」

「また、怒られないかな?」

と、言いながら友達に過去に撮った息子の尻写メを送り反応を待った

【親子、尻の共演やが!なよすっとな!(何をするんだ!)】

と、返信が来て、2人で爆笑した。

そして、嫁さんが一言。

「おいっ、オメェ等、殴るぞ!」

僕と息子は、スマホをしまうと将棋を指した。

ユーモアが通じないのか?それとも、僕の精神年齢が若いのか?はたまた、馬鹿なのか?

どう、思います?

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